![新宿観光案内所に登場した「コカ・コーラ」スリムボトル新宿オリジナルBOX](https://images.keizai.biz/shinjuku_keizai/headline/1551875355_photo.jpg)
JR新宿駅東南口すぐの甲州街道高架下に位置する新宿観光案内所(新宿区新宿3)が2月27日、新たな新宿土産として「コカ・コーラ」スリムボトル新宿オリジナルBOXの販売を開始した。
新宿観光振興協会(新宿区)が運営する同案内所は2016年12月にオープン。国内外問わず新宿を訪れる多くの人々に、新宿区の魅力や観光スポット、イベントなどの情報を提供するほか、各種チケットの販売なども行う。1日平均約700人が利用し、1月末までに来所者数は累計53万人を突破した。
コカ・コーラ ボトラーズジャパン(港区)の協力の下で実現した新宿オリジナルBOXは、スリムボトル(250ミリリットル缶)3本入りで、うち2本は2018年8月に登場した、着物女性とニシキゴイをあしらった「東京おもてなしデザイン」。日本コカ・コーラ(渋谷区)が、旅をより楽しくする特別なパッケージとして2017年6月から展開してきた、全国各地それぞれにある観光名所やシンボルをイラストで描き、特別なパッケージにデザインした「コカ・コーラ」スリムボトル地域デザインの一つ。
もう1本は1月21日から期間限定で販売されている新デザインで、満開の桜の花をあしらったスリムボトル「2019年桜デザイン」を入れる。同協会事務局長の菊地加奈江さんは「新宿にはたくさんの土産があるが、『ボトルではなく箱を作りませんか』とお声掛けいただき、より一層新宿の魅力を伝え、新宿の思い出とともに観光客が持ち帰れるような、もらってうれしい箱が作れたらと考えた」と振り返る。
箱は2種類で、切り絵タッチで新宿の超高層ビル群や歌舞伎町一番街アーチ、聖徳記念絵画館などを配し、2つ並べると新宿の街並みが完成する。価格は500円(税込み)。「元々、当協会のスタッフが作った切り絵をベースにして完成したデザイン。写真スポットにもなっている新宿アイランドに立つ造形作品『LOVE』や、新宿センタービル公開空き地に設置されているピースサインをモチーフにしたパブリックアートのイラストも入れた。箱の側面にも風景が続いているので、どちらか一つ買っても新宿の景色を楽しんでいただけるのでは」と菊地さん。
裏面には新宿の情報を入手できるQRコードも付けた。「旅の思い出に写真を箱の中に貼るなど利用してもらえたら。新宿の魅力が伝えられるような、新宿デザインのスリムボトルもいつかできたら」と期待を込める。
営業時間は10時~19時。