歌舞伎町の元カリスマホストが初の自著-若者に熱いメッセージ

カリスマホスト・手塚真輝(てづかまき)さんの著書「自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ」(1,300円・ディスカバー)

カリスマホスト・手塚真輝(てづかまき)さんの著書「自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ」(1,300円・ディスカバー)

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 新宿・歌舞伎町の元カリスマホスト・手塚真輝(てづかまき)さんが1月、自著「自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ」を出版した。

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 同書は、歌舞伎町で深夜の街頭清掃を行うボランティア団体「夜鳥の界」を立ち上げ、ホストクラブなどを経営する手塚さん初の著書。どん底まで悩み抜いた手塚さんが、同じように悩みを抱える若者へ向けて伝えたい熱いメッセージを著した。

 手塚さんは、1977年に埼玉県生まれた。映画「ウォーターボーイズ」の舞台にもなった高校を卒業、中央大学理工学部中退後、歌舞伎町の有名ホストクラブに入店。ナンバーワンに上りつめて以来、常にホスト業界のトップを走り続ける。2003年に独立し、現在は歌舞伎町でホストクラブ「APiTS(アピッツ)」などの2店舗と、バー3店舗を経営する。2004年の中越地震への支援をきっかけにホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行った。その一方、NPO法人グリーンバードでの清掃活動でも、歌舞伎町支部で中心的な役割を務める。家族への感謝の思いをつづるサイト「ラフレター」も主宰し、シブヤ大学の特別講師でもある。

 自らの店のテーマを「朝を迎えるための『夜のロハス』」と手塚さん。スタッフには、「ロハスとは笑顔だ」と教えている。「少しでも日が差し込んでくるような居場所作りを、人生を懸けてしていきたい」とも。「イヤなことがいっぱいある現代だけど、くさらないでほしい、自分を見捨てないでほしい。生きること、働くこと、夢を見ること、少しだけ見方を変えれば、こんなにも人生が変わってくるんだということを伝えたい」と同書のあとがきに記している。

 価格は1,300円で、ディスカバー・トゥエンティワン(千代田区)から発売。

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