離島の伝説追う冒険ドキュメンタリー映画、オールナイトで一挙上映

三重県答志島・神島・菅島・坂手島で撮影を行った「男たちの馬歌~海底に沈む絶えの島変~」

三重県答志島・神島・菅島・坂手島で撮影を行った「男たちの馬歌~海底に沈む絶えの島変~」

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 自主映画を製作しているシネマ健康会は6月14日、新宿ロフトプラスワン(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-3205-6864)で上映会「最強馬歌企画『オールナイト馬歌』」を開催する。

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 同イベントは、同会が昨年7月~11月にかけて制作した「離島の伝説」がテーマの半ドキュメンタリー映画3本を一挙上映するもの。上映する作品は「男たちの馬歌~悪魔祓いの島変~」(撮影場所=三重県渡鹿野島)、「男たちの馬歌~天狗の島変~」(同=愛知県佐久島)、「男たちの馬歌~海底に沈む絶えの島変~」(同=三重県答志島・神島・菅島・坂手島)。

 内容は、つなぎを着た冒険隊が、各島の言い伝えを島の住人に直接インタビューし、伝説の真相を突き止めていくというもの。制作の目的について同会代表の松本卓也さんは「製作した映画を各地域で上映し、離島の生活、島の素晴らしい風景を見ていただくことで、観光のPRなどに少しでも役に立てれば」と話す。

 「撮影は3本ともやらせなし」(松本さん)という作品は、突発的な撮影スケジュールがほとんどで、前日に行き先が発表され、それから慌てて隊員を募ったり、次の行き先の島の宿が決まってなかったり、海の荒れにより船が欠航したり、と苦労の連続だったという。作品について、松本さんは「事実は小説よりも奇なりを体現したバカなドキュメントなので、バキュメントと呼んでいる」という。会話がなかなかかみ合わない年配の島民たちとのやりとりなどもそのまま収録し、冒険の「ゆるい」臨場感を伝えている。

 松本さんは10年ほどお笑いコンビとして活動していたが、解散を期に、以前から趣味として行っていた自主映画に本腰を入れたという。松本さんは「過去、類を見ないオールナイトのバカな耐久レースとなっており、上映イベント自体がすでに冒険。失笑歓迎、爆笑大歓迎でお待ちしています」と意気込みをみせる。

 開催時間は24時~翌6時。料金は、前売り券=1,500円、当日券=1,800円。

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