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傘のシェアリングサービス「アイカサ」、西武新宿線で実証実験開始

西武新宿駅正面口に設置された「アイカサ」のレンタルスポット(傘立て)

西武新宿駅正面口に設置された「アイカサ」のレンタルスポット(傘立て)

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 西武鉄道と西武プロパティーズは、傘のシェアリングサービス「アイカサ」のレンタルスポットを西武鉄道新宿線・西武新宿~本川越駅の全29駅と駅ナカ・駅チカの商業施設に設置し、実証実験を始めた。

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 アイカサは2018年12月にサービスを始めた日本初の傘のシェアリングサービス。レンタルスポット(傘立て)を設置してある場所であれば、どこでも傘を借用、返却できる。実証実験では、西武鉄道の新宿線全線を一つの「エリア」と捉え、通勤や通学、外出の際に、雨が降る心配があっても傘を持ち歩くことなく、「快適に移動できるストレスフリーな鉄道沿線の実現」を目指す。同時に、駅や電車内における傘の忘れ物削減のほか、廃棄物として処理されるビニール傘の削減につなげることで、環境負荷の低減にも取り組むという。

 設置場所は、西武新宿駅の正面口(設置本数26本)、同北口(同13本)など。サービスを利用するにはLINEへの事前登録や、利用時と返却時の手続きでスマートフォンが必要になる。利用料金は「ノーマルプラン」の場合、1日(借りた時間から24時間以内)は70円で何度でも利用可能。月内最大で420円で、それ以降は使い放題となる。「使い放題プラン」は月額280円。

 同社では約1年間の実証実験を通して、シェアリング傘の利用者ニーズを調査していく。

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