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フォトギャラリー「シリウス」で近藤弘さん写真展開催-“傘寿”を迎えた写真家の作品80点

九寨溝(中国・四川省)
写真:近藤弘

九寨溝(中国・四川省) 写真:近藤弘

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 新宿御苑前の「アイデムフォトギャラリー シリウス」(新宿区新宿1、TEL03-3350-1211)で、3月27日から近藤弘さんの写真展「壺中天 悠々行路心(こちゅうてん ゆうゆうこうろしん)」が開催されている。

プリトヴィツェ湖群(クロアチア)と近藤弘さん

 近藤さんは1934(昭和9)年名古屋市生まれ。慶應義塾大学を卒業後、銀行勤務を経て本格的に写真家として活動を始め、2008年に写真集「AQUA」(文芸社)を出版し、翌年に写真展「AQUA?」を開催。2013年に傘寿を迎える記念として2冊目の写真集「壺中天 悠々行路心」(文芸社)を発表した。

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 タイトルの「壺中天」は中国二十四史の一つ「後漢書」の逸話で、「悠々行路心」は盛唐の詩人・張謂が歌った「題長安主人壁」の一句。社会や時代の変化と年を重ねた自身の姿を、「壺中天(壺の中の狭い世界、自分だけの別天地)」「悠々行路心(通りすがりの人のように無関心で疎遠な、どこかさっぱりした気持ち)」になぞらえたという。

 「これまで撮影した写真の3分の1は水が主役」と話す近藤さん。「水」の変幻自在さや柔軟性に引かれるといい、今回も国内外の旅先で撮った写真の中から「天」「地」「人」という3つのテーマに分けた80点を、「水」との関わりを意識して構成・展示している。

 3カ月に1回のペースで旅に出るという近藤さんは、「年齢のこともあり長旅はできないが、まだまだ世界には水のきれいな場所があるので撮りに行きたい」と話す。

 開館時間は10時~18時(最終日は15時まで)。期間は4月2日まで。日曜休館。入場無料。

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