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西新宿NTTインターコミュニケーションセンターでシンポジウム-開館15周年で

オープン以来、さまざまなメディア・アート作品を紹介してきた同館(写真=NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]「オープン・スペース 2012」展 展示風景)撮影:木奥恵三

オープン以来、さまざまなメディア・アート作品を紹介してきた同館(写真=NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]「オープン・スペース 2012」展 展示風景)撮影:木奥恵三

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 西新宿のNTTインターコミュニケーション・センター(新宿区西新宿3、TEL 0120-144-199)4階特設会場で2月24日、「海市」展15周年記念シンポジウム「〈都市〉はアーキテクチャか?」が開催される。

 同館は、国内の電話事業100周年記念事業として1990年に基本構想の検討を始まり、1997年4月にオープンしたNTT東日本の文化施設。「コミュニケーション」をテーマに、「科学技術と芸術文化の対話を促進し、豊かな未来社会を構想する」ことを目的に掲げており、オープン以来、バーチャル・リアリティーやインタラクティブ技術などの電子テクノロジーを使ったメディア・アート作品を中心にさまざまな企画展を開催してきた。

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 今回のシンポジウムは、開館15周年記念で、同館のオープニング記念展「海市―もうひとつのユートピア」の企画を担当した建築家の磯崎新さんを中心に、これからの都市デザイン、アーキテクチャ論がどのようになるのかを議論するもの。

 磯崎さんによる「海市~」展は、当時はまだ一般的に浸透して間もなかったインターネットに注目するなど、「inter」をキーワードに、さまざまな相互の関係と、不特定の他者の参加でつくられる開かれた都市計画の提案として先駆的な試みだったという。同館の赤坂さんは「インターネットがより日常化した現在、当時として先駆的だった『海市~』展のコンセプトがどのように社会設計に展開されうるのかを当館で議論することが、やはり15周年記念の企画として開催する意味を持つのではないかと考えている」と話す。

 当日は、磯崎さんのほか、1990年代から坂本龍一さんとのコラボレーション作品を発表、近年では「ニコニコ学会β」を開催するなど幅広く活動する江渡浩一郎さん、実験的演劇集団「Port B(ポルト・ビー)」を主催する高山明さん、浅田彰京都造形芸術大学大学院長、羽藤英ニ東京大学大学院工学系研究科准教授らを迎える。

 赤坂さんは「『海市~』から15年。当時の展覧会をご覧になった方も、初めてこのコンセプトに触れる方にとっても、今回のシンポジウムは貴重なお話を伺える機会。建築や都市計画にご興味がある方はもちろん、磯崎さんの先駆的な思考の一端に触れる機会なので、ぜひお見逃しなく」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は14時~。定員は200人(当日先着順)。入場無料。

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