「United Colors of Benetton. 新宿」（新宿区新宿3、TEL 03-3341-5995）が3月13日、リニューアルオープンする。

　同店は2002年にオープンしたイタリア発アパレルブランド。今回のリニューアルにより、「モードでシックなベネトン」を展開する。同店では、ミラノのコルソ・ヴェルチェッリ店のデザインを再現。店内のライトはすべてLEDライトを使用し、什器も一新する。フロア構成は1階＝レディス・アパレル雑貨、2階＝メンズ・アパレル雑貨、3階＝マタニティー、ベビー、キッズ･ジュニア、アパレル雑貨。店舗面積は276坪。

　アダルトフロアは、これまでの白を基調とした店内から、グレーやメタルブロンズなどのダークカラーに変更。新たな照明を用いることで、同ブランドの洋服の色や素材を引き立たせ、「モダンですっきりとした空間を提案する｣(広報担当者)

　レディスは、ターゲットを10～30代に絞り込み、「シックでシンプルなアイテムからデザイン性のあるアイテムまでを展開」。メンズは、国内初のワンフロア展開を行う。ターゲットを20～40代とし、「シックでエレガントなイタリアンカジュアルや、リラックス感のあるフォーマルスタイルを提案」。

　キッズ・ジュニアでは、2010年の春夏コレクションより8～12歳を対象とした「TWEEN（トゥイーン）コレクション」を発表する。おしゃれに敏感になりつつある日本人の子どもたちの潜在性を見込んでの展開だという。「子どもたちが自分で自分の洋服を選びたくなる商品展開で、白やライトグレーを使用した明るくてかわいらしい内装」にした。発売は4月から。

　同担当者は「今季よりテーマ性のあるアイテムを見やすいように並べ、楽しくゆったりとした空間で買い物ができる店舗を目指す」と話す。

　3月13日にはリニューアル記念イベントとして、同店のウィンドーでアメリカのアーティストによるライブペインティングを行う。アーティストはニューヨーク、ブルックリンを拠点に活動する、コミック・アーティストのロナルド・ウィンベリーさん。新宿の街に焦点を当て、現在・過去・未来の新宿を6時間かけて描く。開催時間は15時～21時。同イベントはUstreamとTwitterでもリアルタイムに配信する。

　営業時間は11時～21時（日曜・祝日＝11時～20時30分。連休時は最終日のみ20時30分まで）。