世界的名画「レンブラントの夜警」の同寸レプリカが新宿南口に出現

レンブラントの破滅した生涯と名画「夜警」に隠された謎の関係を描いたミステリー作品「レンブラントの夜警」

レンブラントの破滅した生涯と名画「夜警」に隠された謎の関係を描いたミステリー作品「レンブラントの夜警」

  • 0

  •  

 新宿テアトルタイムズスクエア(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1937)は、来年1月12日から始まる「レンブラントの夜警」の公開を記念して、レンブラント作の巨大名画「夜警」を原寸大に出力したレプリカプリントを12月26日より同館内で掲示する。

[広告]

 同映画は、美術家でもあるピーター・グリーナウェイ監督の最新作で、レンブラントの破滅した生涯と「夜警」に隠された謎の関係を描いたミステリー作品。第64回ベネチア国際映画祭でもミンモ・ロッテラ賞を受賞している。

 世界三大名画の1つとして知られるオランダ絵画黄金期の傑作「夜警」は、人気の絶頂にあったレンブラントが1642年に描いた「フランス・バニング・コック隊長とその市警備団中隊」の集団肖像画。レンブラント自身がこの作品を描いたあと転落の人生を歩むことになったため、謎の多い名画としても有名。アムステルダム国立美術館に展示されているが、あまりの巨大さ(3.63メートル×4.37メートル)から門外不出となっている。

 同劇場は富士フイルムイメージテック(港区)の最新技術によって、巨大な「夜警」を原寸大にプリント出力し、館内12~13階の吹き抜けスペースに掲示する。同寸の出力再現としては日本初となる。同担当者は「オランダ国立美術館に行かなければ見ることのできない巨大絵画を、新宿南口で楽しんでいただきたい」と意気込みを見せる。

レンブラントの夜警 公式ホームページ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース