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エコギャラリー新宿でエコリーダー養成講座 ゼロカーボンシティー実現に向け

「みなさんの参加お待ちしてます」とチラシを手にする環境学習コーディネーターの深津さん。

「みなさんの参加お待ちしてます」とチラシを手にする環境学習コーディネーターの深津さん。

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 新宿区立環境学習情報センター「エコギャラリー新宿」(新宿区西新宿2)で11月18日から、「エコリーダー養成講座」が
開かれる。開催は今年で19年目。

エコギャラリー新宿でエコリーダー養成講座 ゼロカーボンシティー実現に向け

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初日に行う公開講座「アウトドアから見えてくる、 暮らしと脱炭素」では、一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン代表理事の三浦務さんが講師となり、アウトドアを通じて感じる環境の変化や暮らしと環境のつながりについて講話する。

講座は来年2月まで全7回で、ゼロカーボンシティー新宿の実現に向けて、地域の環境活動におけるリーダーとなる人材の養成を目指す。
本年度のメインテーマは、「今だからこそ考えたいエネルギー」。ゼロカーボンシティーを宣言した新宿区の施策を学んだり、省エネ・断熱の最新技術を取り入れている住宅展示場のモデルハウスを見学したりする。

 企画・事業を担当する環境学習コーディネーターの深津美佐紀さんは「これからの環境を考えるには、若手や働き盛りも含めたさまざまな世代の方が、知恵や経験を持ち寄り話し合うことが不可欠」と話す。
 今年から、開講時間を平日の昼間から金曜の夜に変更した。「『環境活動の曜日』として定着しつつある金曜の夜に、皆さんと有意義な時間を過ごせたらと願い、講座のキャッチコピーも『金曜夜は、みんなでエコ活!』とした」と言う。「全 7 回のうち、6回目を含む4回以上の講座の受講者に修了証を授与する。受講の励みとなれば」と期待を込める。

 「(前回の受講生から)自分が実際に見ている世界はほんの一部分で、見たくないものほど見ていないと実感した。自分が学び続けること、
また隣人同士『一緒に学ぼう』『何か行動しよう』と誘い合うことが大切だと思った、などの声が聞かれ、住まいや電気、アウトドアなど、暮らしに関わるさまざまな視点からエネルギーについて楽しく学べるような企画にした。講座を通じて、環境について共に学ぶ仲間をつくり、新宿の特色を生かしたユニークな活動が生まれることを願っている」と深津さん。

 受講条件は高校生以上。定員は20人(応募者多数の場合は新宿区在住・在学・在勤を優先して抽選)。開講時間は各回18時15分~20時15分(12月9日、2月8日を除く)。ホームページで11月7日まで受け付ける。定員に空きがある場合、締め切りが過ぎても受け付ける。

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