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新宿に香港発の麺店「タムジャイ サムゴー ミーシェン」 日本初上陸

「譚仔三哥」が提供するミーシェンのスープは6種類

「譚仔三哥」が提供するミーシェンのスープは6種類

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 香港のヌードルレストラン「譚仔三哥(タムジャイ サムゴー)新宿中央通り店」(新宿区新宿3)が3月31日、新宿にオープンする。日本1号店。運営はトリドールホールディングス(渋谷区)。

サイドメニュー(イメージ)。手前が「トーフェイ・チキン」

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 2008年にタム・チャップ・クワンさんが中国・香港に立ち上げた店で、店名は「タム家の3番目の兄弟」を意味する。2011年から3年連続、ミシュランガイドの「ビブグルマン」に認定された。2020年にシンガポールに進出し、現在両国で85店舗を展開する。

 席数は1階と2階合わせて72席。ネオンやタイルを生かした内装は現地のデザインを踏襲する。譚仔日本(渋谷区)ゼネラルマネジャーの花畑啓之さんは「香港では国民的ブランドとして人気だが、日本ではまだ知らない人が多いこともあり、乗降客数が多い街に出店したいと考えていた。いくつか検討する中で、新宿駅からも近く、人通りのある角地という好立地と出合い出店を決めた」と話す。

 米と水のみで作った麺「米線(ミーシェン)」に好みのスープを合わせ、辛さとトッピングを自由に選べるのが特長。スープは、全てのスープのべースになっている「クリアスープ」(550円)のほか、花椒(ホアジャオ)オイルとチリーパウダーを使った同店定番という「マーラー」、焦がしたスパイスの香りが特徴「ウーラー」(以上610円)、中国の酢を使い酸味とスパイスの辛みを合わせたという「サムゴーサンラー」(670円)など6種類を用意する。「クリアスープ」以外のスープは10段階から辛さを選べる。トッピングは肉、野菜、キノコなど25種類をそろえ、一部は香港から輸入した食材を使う。

 サイドメニューも提供する。「トーフェイ・チキン」(3個=380円、5個=550円)は湖南料理の一種であるトーフェイ料理をイメージし、クミンなどのスパイスをまぶして焼いたチキン。「丸ごとトマトの黒酢ソースチーズ添え」(350円)と「ほうれん草のマスタードソース」(300円)は日本国内オリジナルメニュー。花畑さんは「おいしく安心して食べられる日本の野菜を生かした一品を考えたいと、香港と相談して作った」と話す。

 花畑さんは「好みに合わせて無数の組み合わせを楽しめる。まずは『マーラー』スープに『トーフェイ・チキン』とレモンの薄切りを4枚入れた『香港レモンティー』の組み合わせで香港の定番スタイルを味わってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~22時。

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