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新宿・佐藤美術館で「ビクトリーブーケ展」 オリ・パラ記念し63人の作品集結

「ビクトリーブーケ展」から大久保智睦さんの「奏」

「ビクトリーブーケ展」から大久保智睦さんの「奏」

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 「~アーティストからメダリストへの贈り物~ ビクトリーブーケ展」と題した展示が現在、「佐藤美術館」(新宿区大京町、TEL 03-3358-6021)で開催されている。

野地美樹子さんの作品「輝きの時」

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 「ビクトリーブーケ」とは、競技の表彰式でメダリストに贈られる花束のこと。オリンピックでは1984(昭和59)年にロサンゼルスで行われた第23回以来、メダリストにはメダルとブーケが贈呈されていたが、2016(平成28)年にリオデジャネイロで開催された第31回以降は開催国の諸事情により、ブーケではなく記念品が贈られている。

 担当者は「オブジェやフィギュアなどの記念品もいいが、メダリストにはやはり華やかなブーケが似合うのでは。今回は東京オリンピック・パラリンピックを記念して1月から、63人のアーティストが自由なイメージで表現した独自のビクトリーブーケ作品を展示している」と話す。

 日本画、油画、版画、水彩画、立体作家などさまざまなビクトリーブーケが並ぶ。「華やかな展示で、花の種類や技法表現もバラエティーに富んでいると、開始以降、来場された方々には評判が良い。国立競技場、東京体育館にも程近い当館で展示を楽しんでいただきながら、オリンピック・パラリンピックを盛り上げていけたら」と期待を込める。

 開館時間10時~17時(金曜は19時まで)。月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)。入場料は、一般=600円、学生=400円。3月1日まで。

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