働く女性を中心に「歩いてイルミを巡ってきれいになろう」をテーマにしたウオーキングイベント「FUTOMOMOすっきりウォーク」が12月20日、西新宿周辺で開催される。
化粧品と美容健康食品の製造販売を行う協和(新宿区)をはじめ、都内に本社や事業所を構える10の企業や団体が構成する「FUTOMOMO実行委員会」が主催する。サザンテラスから新宿中央公園までの約3キロを50分かけて歩く。
実施のきっかけは、経済産業省の紺野春菜さんが提案した「ふとももすっきりプロジェクト」。2017(平成29)年から取り組みが始まった、国民のスポーツ実施率向上ためのスポーツ庁の事業プラン「もしも私がスポーツ庁長官だったら」の第2回パブリックコンペティションで、同企画が最優秀賞を受賞した。
担当者は「働く世代はヒールを選んだり、重い荷物で一駅歩いたりすることができない現実がある。紺野さんによる『靴や歩く距離を変えなくても、歩幅を広く早く歩くことでヒップアップや、すっきりした美しいスタイルを目指すことができる』との提案を元に、若い女性に歩き方を意識してもらうイベントができたらと企画が実現した」と話す。
目安になる歩幅の広いフットマークをサザンテラやモザイク通りなどのスポットに設置する。「スポーツの力を通じたまちづくりなども推進する小田急電鉄に賛同いただき、フットマークは来年1月中旬まで設置する予定。イベント後も足跡に合わせて歩く意識づけを続けてもらえたら」と担当者。
定員は50人で、うち抽選による20人は鈴木大地スポーツ庁長官と一緒に歩く。オープニングには、西新宿イルミネーション「西の陣」と連携した点灯式のほか、元五輪競歩選手、柳澤哲さんによるウオーキング講座も行う。
「働く世代の女性がしっかり歩いて体力をつけられるような社会を目指していけたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は16時30分~18時30分。参加無料。小雨実施、荒天中止。要申し込み。