新宿三丁目駅近くの映画館「角川シネマ新宿」が、カフェやギャラリーを併設した新しいアニメ専門劇場「EJアニメシアター新宿」(新宿区新宿3)にリニューアルし、12月22日グランドオープンした。運営はKADOKAWA。
これまで4階・5階の両方に劇場があったが、4階をアニメ専門の劇場とし、5階で先行して展開していたギャラリースペースにカフェ機能を追加した。劇場では、同社が手掛けるアニメコンテンツだけでなく、他社作品の上映も行う。
EJは「Entertainment Japan」の意で、日本のエンターテインメントを世界に向けて発信する基地としてだけでなく、海外の人が日本のエンターテインメントを楽しむランドマークでありたいという思いを込めた。
担当者は「近年、劇場アニメも多数リリースされているほか、大ヒットしたアニメ映画も多い。コンテンツを企画していくだけでなく、コラボカフェというアプローチで上映と連動させてコラボメニューを提供したり、ギャラリー空間を楽しんでもらったり、足を運んでもらえたらと考えた」と話す。
上映作品に関する展示のほか、グッズ販売やイベントなども予定する。オープニング作品として現在、劇場版アニメーション「花の詩女 ゴティックメード」を上映中。料金は1,500円均一。来年1月3日まで。4日からは劇場版総集編「メイドインアビス」前編「旅立ちの夜明け」を、18日からは同後編「放浪する黄昏(たそがれ)」の上映を予定する。