西新宿のリビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)は、7月10日から「石巻で読んでもらいたい本」を募集する。
住宅系雑誌8誌による復興応援プロジェクト「hope&home」が2012年にOZONEプラザで、来場者が参加して家をセルフビルドするイベントを開催。その部材を利用し、宮城県石巻市の商店街に2013年「石巻 まちの本棚」がオープンした。本を中心としたコミュニティー・スペースで、2年目となる今年、商店街の店舗や施設の一角にも「まちの本棚」を置き、石巻に住む人や来訪者に本を巡る街歩きを体験してもらう試みを始める。
OZONEは館内にポストを設置して、「石巻で読んでもらいたい本」を集め、これに協力。募集は4期に分けて行われ、本を寄贈した人の中から各期ごと抽選で1名に「まちの本棚」がプレゼントされる。この本棚は、石巻市のDIYメーカー「石巻工房」が同プロジェクトの一環として市内で行うワークショップにて制作されるのと同タイプのもの。さらにすべての募集期間終了後、全期を通じて抽選で1名に石巻工房製OZONEオリジナル「まちの本棚ポスト」がプレゼントされる。
「『石巻 まちの本棚』開始当初からのご縁や、OZONEが今年20周年を迎えるということもあり、同プロジェクトには長期的にかかわっていきたい」と担当者。「ご自身が読んで気に入った本、リラックスできたり、暮らしのヒントになりそうと感じた本など、ジャンルを問わず『読んでほしい』と思う本をぜひお持ちいただけたら」とも。
募集期間は2015年3月31日まで。詳しくはリビングデザインセンターOZONEのホームページで。