東京マラソン財団は12月25日、「東京マラソン2013チャリティ”つなぐ”」への申し込み状況の集計結果を発表した。

　「チャリティーランナー」は、2011年大会より導入されたもの。10万円以上の寄付をした人で、大会への出場を希望した場合、出場資格を得られる仕組みで、前回のエントリー総数は1743人、寄付金総額は1億8,197万3,159円だった。

　2013年大会のチャリティーランナーは、2215人がエントリー。今月25日時点での寄付金総額は2億2,410万573円となった。申込者の男女構成は、男性＝1,857人、女性＝358人。平均年齢は46歳で、最年長は82歳、最年少は19歳。最高寄付金額は32万5,000円。

　今回からは、企業単位で申し込みできる「法人受付」や、出場希望者が家族や知人に寄付を呼び掛け、寄付先事業を支援する「チャリティ・サポートシステム【Run with Heart（ランウィズハート）】」を導入。法人申し込みは183社（チャリティーランナー数＝381人）で、最高寄付金額は320万円。「ランウィズハート」では313人の登録があり、うち138人がチャリティーランナーとして出場することが確定した。同財団の安藤事務局長は「前回と比べ数字が伸びたのは、これらが要因の一つでは」と分析する。

　寄付金は「明日」「家族」「未来」「命」「夢」「笑顔」の6つのテーマを基に設けられた寄付先事業に活用されるほか、緊急支援として10月にアメリカ北東部で発生したハリケーン「サンディ」による被害への支援金にも充てられる。寄付金は2013年3月末まで受け付けている。

　「東京マラソン2013」は来年2月24日に開催。