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新宿で「真!韓国映画祭」開催-未公開13作品を一挙上映

人権について愉快に問いかける作品「視線の向こうに」のワンシーン

人権について愉快に問いかける作品「視線の向こうに」のワンシーン

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 新宿K's cinema(新宿区新宿3、TEL 03-3352-2471)で5月26日より、「真!韓国映画祭2012」が開催される。

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 同映画祭は「“韓国らしさ”あふれる韓国映画を日本に紹介する」ことを目的とし、2010年にスタート。第1回では4作品、第2回では6作品を上映してきた。3回目となる今回は、上映作品を大幅に増やし13作品を上映する。主催であるキノアイジャパン(北区)の小野寺さんは「過去2回は低予算映画で作品性が高いものだけを上映した。今年は映画祭を定着させたいという思いもあり、作品ラインアップに多様性を持たせ上映本数も大幅に増やした」という。

 上映13作品の選出基準は「作品性の優れた日本未公開作品」。韓国で昨年公開されたばかりの「18歳、19歳」「偕老~最も美しい同行~」をはじめ、人権について愉快に問いかける“視線シリーズ”の第5弾「視線の向こうに」、企画から制作まで11年を費やし、なるべくCGを使わずに手描きで製作されたアニメーション「Green Days~大切な日の夢~」、動物たちとさまざまな境遇の人間との心のふれあいを描いた「ごめんね、ありがとう」など、バラエティー豊かなラインアップとなっている。

 小野寺さんは「韓国映画を紹介する映画祭が少なくなったこともあり、劇場で上映されずにDVD化される作品も多いが、やはりスクリーンで楽しんでもらいたい。見る人それぞれの感性で楽しめる作品がそろっているので、ぜひ足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。

 上映は1日3回で、12時10分~、14時20分~、16時30分~(上映時開始時間が異なる日もある)。前売り料金は、1回券=1,200円、3回券=3,000円。当日は1,500円ほか。6月15日まで。

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