暮らす・働く 学ぶ・知る

夏の風物詩「新宿エイサーまつり」開催へ-思いを太鼓にのせて

写真は昨年の様子(写真提供=ヨイショット!)

写真は昨年の様子(写真提供=ヨイショット!)

  • 0

  •  

 「新宿アルタ」前を皮切りに新宿東口・西口の各所で7月30日、夏の風物詩となった「2011新宿エイサーまつり」が開催される。

旗頭(はたがしら)を担ぐ様子(関連画像)

[広告]

 エイサーは沖縄の伝統的な盆踊り。祖先の霊を供養する行事で、下界に下りてきた祖先の霊を太鼓の音で脅かし、再びあの世へと送り出したのが成り立ちという。現在では青年男女が集落内を踊り巡り、各家の「無病息災」「家内安全」「繁盛」を祈り祖先の霊を供養する行事として定着。旧盆行事以外にも、沖縄では「全島エイサーまつり」「一万人のエイサー踊り隊」が行われ、全国各地でも「エイサー」が披露されている。

 新宿エイサーは2002年にスタートし、今年で10回目を数える。沖縄から参加する3チームに、被災地からは特別枠で「仙台すずめ踊り」の団体が参加。参加チームは昨年から4チーム増え、過去最高の23団体が出場、参加者は1000名を超える。演舞会場も昨年から新宿西口が会場に加わり、今年は新たに「小田急ハルク横」を加え全12会場となり、出場者数と同様に過去最高の会場数となる。

 「今年は、『がんばろう日本!新宿から思いを太鼓にのせて』という被災地の復興応援がテーマ。義援金箱を『新宿ステーションスクエア』に設置し、仙台の団体の踊りで思いを東北につなげる。真夏の新宿で、エネルギッシュなエイサーの演舞と力強い太鼓の音を感じてほしい」と同運営事務局の山崎さん。

 開催時間は、昼の部=14時~16時、夜の部=17時~19時。各会場のスケジュール、参加団体はホームページで確認できる。小雨決行。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース