ビームス、「美人時計」とコラボ-ショップスタッフやプレス60人が時報

ビームスがウェブサイト「美人時計」とコラボレーションしたサイト「『美人時計』×『BEAMS』」

ビームスがウェブサイト「美人時計」とコラボレーションしたサイト「『美人時計』×『BEAMS』」

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 「BEAMS(ビームス)」(新宿区北新宿4)は4月7日から、ウェブサイト「美人時計」とコラボレーションしたサイト「『美人時計』×『BEAMS』」を開始した。

【関連画像】 ビームスのプレスも登場

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 美人時計は、「美女」がネット上で1分ごとに時間を知らせるウェブコンテンツで、キャッチコピーは「bijin-tokeiであなたは1分間の恋をする」。昨年1月にサイトを立ち上げ、現在はヤフーやグーグルのガジェット、ブログパーツ、mixiアプリの配布を行っている。運営は美人時計(渋谷区)。

 今回のコラボでは、60人のビームスのショップスタッフやプレスが、それぞれ春夏コーディネートを提案しながら時刻を知らせる。ビームスから「より多くのコーディネートを発信したい」という要望があり、同社とのタイアップが決まったという。

 「ショップスタッフやプレスを起用することで、よりビームスらしさを伝えられるのではないかと考え、今回のコラボが実現した。時代によってモノの価値観やあり方は、変容し多様化することもあるが、人の魅力は普遍的なもの」(ビームス広報担当の島崎さん)。

 ターゲット層は、20~30代のビジネスマンを中心に、ガジェットやアプリ、サイトなどのあらゆるメディアツールに長けた男女。「洋服やライフスタイルにこだわりがある、それぞれのスタッフの魅力を紹介できるよう、バリエーションに富んだ人選にした」という。

 ベースとなる「美人時計」は、新しいウェブ広告モデルを立ち上げようと、同社のプロデューサー・中屋さんが生み出したコンテンツ。世界中でヒットしているウェブサイトを研究した末、100パターンのアイデアプランが生まれた。その中から「はやり廃りの激しい日本で、継続して楽しんでもらえる身近なコンテンツ」として、「普遍的嗜好(しこう)性(=美人)」と「日常的習慣性(=時計)」という組み合わせを採用したのが「美人時計」。

 ヒットの要因について、同社の岩切さんは「『デジタルとアナログの融合』というコンセプトが受け入れられたのでは」と分析する。「飾らない自然体の表情をそのまま切り取ることで、人間的な温かみを感じ、ユーザー心理的にも安心感が得られる。デジタル情報があふれ、情報の取捨選択が難しい今日において、アナログ感あふれるデジタルコンテンツが必要不可欠なのかも」とも。

 今後は地域活性化をテーマに、各都道府県の特徴や特性を見ることができるような地域密着型のコンテンツ「地方版美人時計」を目指す。近々、神戸や仙台版のウェブサイトがオープンする予定で、現在は秋田や福岡などでの撮影が進行している。「美人時計を核に、地方ならではのさまざまなサービスを付加して広げていきたい。女性の購買力、口コミ伝播力をベースに、参加したモデル限定に特典を還元するサービスを全国的に構築する予定」と岩切さん。

 ビームスの島崎さんは「今シーズンのおすすめコーディネートを紹介するのはもちろん、モノだけではなく、スタッフを通じてショップの雰囲気や接客された時を想像してもらえるような内容にした」と話す。「ユーチューブや自社サイトにもコラボした美人時計をアップしており、一つのコンテンツをさまざまな手法で展開する」とも。

 配信時間は毎日15時~15時59分。5月6日まで。

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