![再開発と大規模店の出店ラッシュに新宿の発展は加速度を増している](https://images.keizai.biz/shinjuku_keizai/headline/1217586157_photo.jpg)
都内の外国人旅行者を対象とした2008年満足度調査で、2006年~2007年外国人訪問先調査に続き、新宿がトップになった。
同調査は、外国人旅行者のニーズを知るために都が行っているもので、今年2月~3月に都の観光情報センターを訪れた外国人旅行者に対面アンケートを実施した。
調査人数1,405人のうち「最も満足した街は?」という質問に19.1%が新宿と回答。訪問目的のトップは「買い物」、2位には「伝統文化・歴史施設」が並んだ。この調査結果について都産業労働局担当者は「新宿には大手百貨店や大型量販店がそろっており、さまざまな買い物のニーズに応えられるからでは」と話す。調査した外国人旅行者のうち、半数に近い624人がアジア人だったこともあり、新宿~大久保に大規模に展開するアジアンマーケットの魅力を人気の理由とする声もあった。
現在、日本を訪れる外国人旅行者数は過去最高の約530万人と増え続けており、国が掲げている「平成23年度外国人誘致達成目標700万人」も現実的な数字となってきている。こうした人気の理由ついて同担当者は「ホテルの開業ラッシュに加え、最近のミシュラン評価などが話題を集めているのでは」という。
ちなみに満足度調査の2位=銀座、3位=渋谷。「食べた日本食は?」という質問では、1位=すし、2位=ラーメン、3位=そば・うどん、という結果だった。
外国人訪問先調査、新宿が3年連続1位に-JNTO調べ(新宿経済新聞)新宿にずっと住み続けたい-「新宿区民意識調査」結果発表(新宿経済新聞)