新宿バルト9(新宿区新宿3、TEL 03-5369-4955)で6月2日より、ドキュメンタリー映画「ザ・リバティーンズ 傷だらけの伝説」が1週間限定で公開される。
ザ・リバティーンズは、ピート・ドハーティさん率いるイギリスのロックバンド。2002年のデビュー当初から高い評価を得ながらも、バンド内のトラブルが原因でアルバム2枚のみを発表した後、2004年に惜しまれながらも無期限活動停止を宣言。メンバーは、それぞれ別のバンドでの活動を始めていた。
同作は、ザ・リバティーンズ再結成の発表から再結成ツアー、2010年の「レディング&リーズフェスティバル」出演までを追った実録映画。リハーサルやフェス出演当日のステージに至る過程を、ライブシーンやインタビューを交えながら描いている。作品中には同バンドの楽曲19曲が使われている。
監督を務めたのは、同バンドのカメラマンでもあるロジャー・サージェントさん。広報担当者は「彼が手掛けたことによって、他には与えられなかった、バンドへの完全なアクセスが可能となった。決定的なザ・リバティーンズの姿を捉えられるのは彼しかいない」と話す。「リアルなロック・ヒストリーを映画館の大スクリーン、高音質のサウンドシステムで目撃できるのはこの機会だけ。ぜひ劇場でご覧いただければ」とも。