西新宿の住まいとインテリアの複合施設「リビングデザインセンターOZONE（オゾン）」（新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500）の3階「OZONEプラザ」で3月24日より、「やさしい心が育まれる住まい展 with 絵本カーニバル」が開催される。

　東京ガスの関連会社が運営する居住空間の情報発信拠点「リビングデザインセンターOZONE」の中の「住まい＋育む」をコンセプトに子育て家族の住まい作りと暮らしを応援するスペース「OZONE子育てふぁ～む」の開設1周年を記念した同展。期間中、頭や体を使った体験展示やワークショップを行う。

　体験空間では、保育園「横浜りとるぱんぷきんず」の大江恵子園長が監修し、子どもが自分で片付けられる環境づくりのアイデアや工夫を、子どもの成長についての解説とともに紹介する。5つのブースに子どもにやさしい素材やフォルムの家具を置き、実際に座ったりして使うことができる。

　プレイゾーンでは、NPO法人「絵本カーニバル」により国内外の新作・名作から選んだ絵本約300冊が閲覧できるコーナーを展開する。

　連動イベントとして、清水国明さんのトークショー「楽しくのんびりパパの子育てのはなし」や、細長い白木のブロックを使った「カプラを使って、建築家と遊ぼう」、自分だけのオリジナル絵本を作る「ミニ絵本をつくろう!」といったワークショップ、文筆家の松居和さんによるセミナー「子育てがはぐくむ絆～子どもがどう親を育てるか」など、会期中に12のプログラムを予定する。連動イベントはいずれも無料。ホームページで開催日時や参加方法の詳細が確認できる。

　「連動イベントのワークショップなどは親子の参加に限定されるが、絵本が好きな方だったら展示も楽しんでもらえるはず。自分が小さいときに読んだ絵本や、新しいものまで自由に読んでいただきたい」と広報担当の河村さん。

　開場時間は10時30分～17時30分（場合により閉館時間が変更、休館になることも。詳細はホームページを参照）。水曜定休（祝日を除く）。入場無料。4月26日まで。