「東京マラソン」チャリティーランナー募集-10万円寄付で先着1000人

同チャリティで集まった寄付は、難病の子どもと家族への支援に使われる(「公益財団法人そらぷちキッズキャンプ」の様子)

同チャリティで集まった寄付は、難病の子どもと家族への支援に使われる(「公益財団法人そらぷちキッズキャンプ」の様子)

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 東京都庁第一本舎で12月10日、「東京マラソン2011」のチャリティーについて発表が行われた。

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 「東京がひとつになる日。」をキャッチフレーズに2007年から始まった同マラソン。5回目となる2011年2月27日の大会では「つなぐ」をテーマに、チャリティーを実施する。同大会のランナー募集では、過去最高の33万人以上からの申し込みがあったほか、1万人のボランティア募集は過去最短の2日目で定員に達した。

 現在、世界の主要なマラソン大会がチャリティー制度を採用している。同大会も「世界基準の大会へ進化していくため」チャリティーを実施。同大会で集まった寄付金は、「家族」「未来」「命」「夢」の4分野のチャリティー活動に充て、「難病の子どもと家族への支援」「環境問題への支援」「途上国の命の問題を支援」「障害者アスリートの支援」に使われる。

 チャリティーランナーとは、10万円以上を寄付した中の希望者先着1,000人(個人のみ、法人は除く)を指し、チャリティー活動をアピールするため「チャリティーランナー参加記念Tシャツ」を着用しフルマラソンを走る。

 同ランナーに申し込んだ人々からは「友人がガンになり、走ること、すなわち生きること、生きていることをメッセージに音楽を奏でるように走って伝えたい」(40代女性)、「私も視覚障害者。私がチャリティーに参加して勇気や希望を持ってもらいたいので、頑張って完走したい」(30代男性)などの声が寄せられている。

 広報担当者は「ランナー、ボランティア、応援する人々の思いが一つになり、さまざまな感動ストーリーが生まれ着実に日本の文化として成長してきている」と話す。「自分の思いだけでなく、友人や仲間の思いを集め、みんなの思いを『つなぐ』ことで、多くの人が東京マラソンのチャリティに参加してもらえることを目指す」とも。

 申し込み受け付けは1月6日まで(定員になり次第締め切り)。公式サイトから寄付の申し込みが可能。12月17時10時時点での希望者は666人。

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