プレスリリース

武蔵野美術大学は三菱みらい育成財団助成事業に採択されました。

リリース発行企業:学校法人武蔵野美術大学

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 武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市/学長:樺山祐和 以下、本学)が実施するプロジェクト「Project Tangible ~デザインのチカラで高校生の探究活動を次のステージへ~」が、一般財団法人 三菱みらい育成財団(所在地:東京都千代田区、理事長:宮永俊一、以下財団)の2025年度助成事業に採択されました。

「カテゴリー3」にて採択

 同財団が設定した5カテゴリーのうち「カテゴリー3 卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する『先端・異能発掘・育成プログラム』」にて助成を受けるもので、助成期間は2025年7月から2026年3月までを第1期とし、原則として2027年度までの3年間の継続が予定されています。

「Project Tangible ~デザインのチカラで高校生の探究活動を次のステージへ~」概要

 本プログラムは、高校生の探究活動を高度化・卓越化することを目的に、美術大学と全国の高校が連携して展開する教育プログラムです。デザイン思考をベースに、問題発見からアイデア創出、プロトタイピング、フィードバックまでを反復的に行うことで、探究活動をより創造的かつ実践的なものにします。
 最大の特徴はアート・デザイン教育で培われた「タンジブル化する力(実感できる形にする力)」をベースに、高校生の探究活動をより高次元なものへと導くことを目的とし、多くの高校現場で聞かれるマネジメント等の課題に対し、本学のデザインの専門性と知見を提供することです。高校生の興味やアイデアを具体的な形にし、社会に伝わるアウトプットへと昇華させることを目指します。
 この採択を機に、本学はデザインの力を通じて次世代を担う若者の創造的思考力と実践力を育み、社会全体の発展に貢献していきます。



?主な活動内容

全国規模のオープンプラットフォームの構築
全国の高校と探究活動の卓越化をデザインするコンソーシアム“探究デザインリーグ”を設立します。この取り組みを数年かけて行い、探究に取り組む全国の高校や、複数企業・大学・自治体を巻き込んだ共通課題の探索・共有が可能となるようなオープンプラットフォームの構築を目指します。
3つの柱
- Tangible Camp各校から選ばれた高校生チームが合宿形式で探究テーマを深め、大学教員・専門家と集中的なブラッシュアップを行います
- Tangible Mentoring高校生チームにアーティストやデザイナー、大学生のメンターが伴走し、探究成果を物理的にも視覚的にも実感できる形へと落とし込みます。
- Tangible Showタンジブル化された探究成果を世の中の人々へ発信する機会を作ることで、社会からのフィードバックを得ます。

*本取り組みは、ソーシャルクリエイティブ研究所の研究の一環としても取り組みます。
<研究に関わる研究員>
長谷川敦士 専任研究員(本学造形構想学部教授)
小川悠   客員研究員
早野仁朗  客員研究員
伊勢壮太  客員研究員

財団概要



名称 :一般財団法人 三菱みらい育成財団
所在地 :〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
設立年月:2019年10月
理事長 :宮永俊一



一般財団法人三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年を記念して2019年に設立されました。次代を担う若者の育成を目的とし、グループ24社が10年間で100億円を拠出、高校や大学、NPO法人等の教育プログラムに助成を行っています。2020年度から助成を開始し、2024年度までに延べ384機関、約22万7,000名が参加しています。

武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所

激しい環境の変化や未来が予測しづらい現代が抱える課題を、研究所が企業、地域、行政、教育の壁を超え、領域横断的に取り組み、ビジョンとプロトタイプを研究提案することで、社会問題の解決や新たな人類価値を創出すること目的として設立した本学の研究機関です。

本件に関するお問い合わせ先

武蔵野美術大学 連携共創チーム 担当:西
ichigaya_campus@musabi.ac.jp

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