「まなび」のプロセスをテーマにした企画展-NTTの文化施設で開催

大日本タイポ組合「PLay」2007年

大日本タイポ組合「PLay」2007年

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 東京オペラシティタワー(新宿区西新宿3)内のNTTインターコミュニケーション・センター(TEL 0120-144199)で現在、企画展「プレイフル・ラーニング たのしむ ∩ まなぶ」が開催されている。

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 同展は、同志社女子大学現代社会学科現代こども学科の教授で、ネオミュージアム(奈良県吉野町)館長の上田信行さんが監修した。体験者が主体的に参加できるワークショップの要素が高い作品を展示するほか、展示空間全体で学びの場をデザインする。展示空間そのものを「『学び』を楽しむ感性を開花させるためのラーニング・メディア」ととらえ、自分で知識や解釈を生み出していく創造的な「学び」のプロセスをテーマとする。上田さんは「楽しく学ぶ、ということではない。楽しいことの中に、学びはあふれている」と話す。

 展示作品は、真鍋大度さん+石橋素さん+堀尾寛太さん+柳澤知明さんによる「the Way Sensing GO +」、スズキユウリさんの「サウンドチェイサー」、重田佑介さんが手がけた「ロウビジョン」「ファイブマン」、大日本タイポ組合の「Play」など。

 マグネットのアルファベットで絵を描くことや、アニメーションを構成するピクセルを虫メガネで観察することができる作品、針とスピーカーを内蔵したミニカーをレコードの断片から作った「サウンド・レール」を走らせ音楽をループさせることもできる作品などを展示する。

 同館広報担当の赤坂さんは「当展では、来場者がアーティストやパフォーマーになって、創造的な経験に内在する『まなび』を共有できることを期待している」と話す。

開館時間は、10時~18時。月曜休館(月曜が祝日の場合、翌日休館。8月2日は保守点検日)。8月30日まで。

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