新宿で「光の可能性を体験する」企画展-実験的作品など紹介

ICCで開催中の企画展示「ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚」

ICCで開催中の企画展示「ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚」

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 東京オペラシティタワー内の「NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)」(新宿区西新宿3、TEL 0120-144199)で現在、企画展「ライト・[イン]サイト-拡張する光、変容する知覚」が開催されている。

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 同展は、「『光』の可能性を『知』」という切り口を通して新たに照射するもの。拡張し続ける光技術によってもたらされる私たちの知覚や身体認識の変容を、概念、現象、プロセス的に独自のビジョンとともに体験させる実験的な作品やプロジェクトを紹介する」(同館)。

 展示作品は、エヴェリーナ・ドムニチ&ドミートリー・ゲルファンドによる、暗い空間の中で目が慣れてくると、室内中央にある水で満たされたアクリル性の球体の中に、音から変換された光の揺らめきが見え始める「カメラ・ルシーダ:三次元音響観察室」、ヨッヘン・ヘンドリックスさんによる、アーティスト自らが視線入力装置を使用することで、視線の動きによって実現させた『アイ・ドローイング』シリーズから、非物質的な現象としての光を描写した「光(アイ・ドローイング)」、ミシャ・クバルさんによる、暗闇の中で回転する3基のミラーボールから反射される光が、空間全体を撹拌(かくはん)している「space-speech-speed」など。

 開催時間は10時~18時。月曜定休。入場料は、一般=500円、大学生=400円、高校生以下=無料。2月28日まで。同15日にはギャラリーツアーを行い、担当学芸員が内容や各作品について解説する。定員20人で事前予約不要。

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