歌舞伎町誕生60周年を祝うイベント「歌舞伎町フェスタ2008」の開催内容が7月24日、発表された。開催期間は10月31日~11月3日で、新宿ミラノ1、シネシティ広場、東京都健康プラザ・ハイジアを会場に、さまざまなイベントを行う。
同イベントは、新宿文化センター、吉本興業、宝塚造形芸術大学、芸能花伝舎などの芸能施設が並ぶ靖国通り~青梅街道ルートを「新宿文化ロード」と名付け、歌舞伎町の文化育成と産業振興を目的とする事業の一環として行われるもの。歌舞伎町ルネッサンス推進協議会や歌舞伎町商店街などがバックアップする。
同イベントのコンセプトは、歌舞伎町にちなみ、「歌(うた)・舞(おどり)・伎(わらい)の祭典」。予定されている内容は、歌舞伎町の名物店だった歌声喫茶「ともしび」を新宿ミラノ1内に復活させ、1000人が懐かしの歌を大合唱する「1000人の大同窓会 歌声喫茶「ともしび」in歌舞伎町」、ラテン15カ国のミュージシャンなどを招待し、その文化・音楽・舞踊・食を楽しむ「ラテン文化との出会い」、今回で10周年を迎えた「世界のCMフェスティバル」をはじめ、お笑い「よしもと」ライブ、ビジュアル系バンド オールナイト・フィルムコンサート、参加型歌舞伎町探検イベントなど。
プレイベントとして7月27日、シネシティ広場でペルーの文化を学ぶイベント「ペルー祭りin新宿★歌舞伎町」が行われる。開催時間は13時~20時。
もともと歌舞伎町は、終戦直後の焼け野原の新宿に歌舞伎を上演する施設を建設する目的で、1948年の都市計画によって名付けられた街。「歌舞伎施設は実際には建たなかったが、歌舞伎町は芸能文化の発信地としていち早く復興を成し遂げ、世界有数のユニークな繁華街になった。この文化・産業を今後も大切に育てていきたい」(同イベント担当者)という。
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