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新宿で「どうしても福島が好きだ」 AKB48のライブ、福島の特産品一堂に

会場では福島の郷土料理などが楽しめる

会場では福島の郷土料理などが楽しめる

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 福島復興を応援するイベント「どうしても福島が好きだ」が8月13日・14日、新宿住友ビル(新宿区西新宿2)の三角広場で開催される。

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 主催するがんばっぺ企画(千葉県)社長の河嶋浩司さんは「原発事故の影響もあり、福島の復興は20年、30年の戦い。風評被害対策には福島県産品のおいしさを知ってもらうことが重要だと考え、毎日新聞社に勤めていた2016(平成28)年から、『がんばっぺ福島事業』と題し、販売促進を目指したイベントに取り組んできた」と話す。

 新聞社退職後も福島県や経済産業省などの協力を得て、コロナ禍でも事業を継続する中、今年1月には「第1回がんばっぺ福島ライブ~AKB48と一緒に福島の魅力、再発見~」を開いた。河嶋さんは「映像配信会社レステック(豊島区)との出会いが大きな転機になった。ウェブやネット配信の分野を最大限活用しながら、さらにエンターテインメント性を取り入れることができ、出演してもらったAKB48のファン層を中心により広い年齢層に福島の魅力を伝えることができた」と話す。

 今回もステージプログラムとして「第2回がんばっぺ福島ライブ」を企画。AKB48のメンバーが福島のおいしいもの情報を発信するトークショーや音楽ライブを展開する。ほかに「スパリゾートハワイアンズ」のフラダンスショーや、会津若松市観光大使を務めるシンガー・越尾さくらさんらのライブを行う。

 飲食コーナーには、福島郷土料理居酒屋「四ツ谷はらくっち」(新宿区)の店主・小島貴大さんが中心となり、都内で福島県産品を扱う飲食店で結成したチームがブースを出店。「めひかりのから揚げ」や「芋煮」「伊達鶏のステーキ」「伝統会津ソースかつ皿」など福島の郷土料理を提供するほか、日本酒、クラフトビール、桃のジュースなどを販売する。「福島県酒造組合」は酒の飲み比べセットなどを、都内で「走るアンテナキッチン」事業を展開する「めぐる福島Ren」は福島県の銘品を並べる。会津町方伝承館が開く「赤べこの絵付け教室」の体験コーナーなども設ける。

 日本酒の飲み比べや「ふくしまスイーツ・プレミアムセット」「おつまみセット」など会場で使える「お得なうまいもんチケット」(前売り、2,600円)を用意する。座席指定のライブチケット(1万2,600円)は、メンバーがセレクトした福島の米や地酒、野菜などを詰めた「ふくしまおいしいものセレクトセット(5,000円相当)」付きで、メンバーが直接手渡しする「お渡し会」に参加できるほか、「お得なうまいもんチケット」も付く。チケットの販売は7月31日まで。

 河嶋さんは「AKB48ファンのみならず、家族連れでも楽しめるフェスとして準備を進めている。福島を存分に感じる2日間を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は11時~20時。入場無料。

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