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109シネマズプレミアム新宿で坂本龍一さん関連作品を再上映 フィルム上映も

全シアターの音響を坂本龍一さんが監修。全席プレミアムシート

全シアターの音響を坂本龍一さんが監修。全席プレミアムシート

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 109シネマズプレミアム新宿(新宿区歌舞伎町1、TEL 0570-060-109)が7月14日、同館の音響監修を務めた坂本龍一さんが音楽を担当した映画や、自身のドキュメンタリー映画を上映するイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」を再度始めた。

12月28日まで開催「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」キービジュアル

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 4月に開業した「東急歌舞伎町タワー」の9階・10階に位置する同館は、全席プレミアムシート、上映1時間前から利用できる鑑賞者専用ラウンジなどが特徴。中でも、全シアターに搭載する坂本さん監修の「SAISON-SR EDITION-」は、同館でのみ体感できるシネマ音響。坂本さんのアドバイスを元に、「曇りのない正確な音が出るようリアルな音を極限まで追求している」という。東急レクリエーション映像事業部の小林理紗さんは「実際に体験してみると、飲食サービスやロビーで過ごす時間、鑑賞環境の快適さを考えると、比較的高額なチケット料金もお得と感じ、リピートしてくださる方も多い」と話す。

 同企画は4月14日の開業記念で行ったが、今回、「好評を受けて」の再開催となる。今回は、坂本さんの関連作品に加え、坂本さんが同館で「#観(み)たいもの」とメモを残した作品も編成した。小林さんは「前回は1カ月半の期間で、見たくても見られない作品があったという声を頂いた。今回は期間を長めに設定し、1作品ずつ上映するようスケジュールを調整した。より多くの作品を見ていただければ」と話す。

 上映作品のラインアップは、「怒り」「シェルタリング・スカイ」「ラストエンペラー 劇場公開版 4K レストア」「戦場のメリークリスマス」などの12作品。期間中、1作品ずつ数珠つなぎで上映していく。坂本さんの要望を受け導入した35ミリフィルム映写機による上映も行う。小林さんは「10月6日公開の『ヤンヤン 夏の想い出』以降は、全ての作品を35ミリフィルム版で上映する。貴重な機会なので、ぜひ足を運んでいただきたい」と来館を呼びかける。

 チケットは、一般=4,500円(CLASS A)、6,500円(CLASS S)。12月28日まで。

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