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新宿の「ビームス」で第9弾「ふくしまものまっぷ」 福島県の魅力共同発信

プロジェクトに合わせBEAMSが製作、配布する「ふくしまものまっぷ」の表紙。イラストは寄藤文平さん

プロジェクトに合わせBEAMSが製作、配布する「ふくしまものまっぷ」の表紙。イラストは寄藤文平さん

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 福島の「モノ・コト・ヒト」の魅力を届けるプロジェクト「ふくしまものまっぷ」第9弾が現在、新宿の「BEAMS JAPAN(ビームスジャパン)」(新宿区新宿3、TEL 03-5368-7300)で開催されている。今回のテーマは「飯坂温泉」。

福島市飯坂町の果物や銘菓を使った新商品「巻きせんべいグラノーラ」

 福島県と共同で取り組む同企画は、同社のバイヤー・鈴木修司さんが福島県総合情報誌「ふくしままっぷ」に着想を得た。写真を一切使わず、手書きのイラストと文章で作られた折りたたみ形式の同誌は、県の基本情報のほか、県民や県外の人々の「福島への思い」、食や自然、工芸品などを紹介する。

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 実際に現地を訪れ、復興の現状への理解や県民との交流を深めた経験から実現し、今年1月から毎月、同県の名産品をピックアップして販売するほか、コラボレーションアイテムの開発、販売などを行う。第1弾の「大堀相馬焼」に始まり、指折りの収穫量を誇る「桃」、「バラ」や「米焼酎ねっか」、「盤城(いわき)杉箸」などを紹介してきた。

 広報担当者は「これまで紹介した商品では、大堀相馬焼のほか白河だるまや、イラストレーター寄藤文平さんがデザインしたキャラクター『ベコ太郎』をモチーフにしたベコ太郎カラーの赤ベコも人気が高かった」と話す。

 福島駅から電車で30分程とアクセスの良い飯坂温泉は歴史と湯量を誇り、奥州3名湯にも数えられる。担当者は「温泉宿での滞在にとどまらず、雰囲気の異なる複数の共同浴場巡りができることでも知られている。果物も里とも言われ、初夏から12月まで半年以上にわたり、さまざまな果物が栽培され楽しむことができるのも魅力の一つ」と話す。

 「湯のまち いいざかグラノーラ工房」とコラボし、地元産のフルーツに加え、飯坂で親しまれている銘菓「巻せんべい」を加えたグラノーラが登場する。旅館のお茶請けにも使われることが多い有平糖(ありへいとう)を使った「巻せんべい」や、ラジウムを含む同温泉の原湯でゆで上げた温泉卵など、現地で選んだ商品も合わせて並べる。

 「ふくしままっぷ」の配布とともに、毎月リーフレットも制作し配布する。「商品紹介をメインにしているが、『ふくしままっぷ』を描いた寄藤さんが描き下ろしてくださる表紙のイラストがすてきで、長く手元に置いておきたくなるのでは。商品と合わせて手に取っていただけたら」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時。