独特の朝礼が話題を集める居酒屋「てっぺん」(本社=渋谷区)元総店長の吉田将紀さんが独立し、11月11日に「ろばた焼き 絶好調てっぺん」(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-3209-5578)を開店した。
店舗は区役所通りのゴールデン街入り口にある三経55ビルの最上階で、吉田さんは「てっぺんに出店することにこだわった」という。店内は半個室、宴会部屋、オープンキッチンカウンターなど、用途に応じて使い分けが出来る。席数は46席を設けた。
メニューは、「鮭ハラスの西京焼き」(580円)、「穴子の笹焼き」(980円)など旬の食材にこだわる焼き物のほか、刺身盛りや煮付けなども用意。ドリンクは焼酎・日本酒のほか、雑賀にごり梅酒(680円)や「サムライ」(680円)などのオリジナルカクテルを用意する。
居酒屋「てっぺん」は従業員の独立支援を事業のメーンに据えたことでビジネス誌などに紹介され、大嶋啓介社長の奨励する独特の朝礼には毎月400人以上が見学に訪れるという。「最高のサービスを提供するには従業員を最高の状態にもっていくことが必要」と大嶋社長は話す。吉田さんは創業メンバーの1人で、自由が丘店店長や初代総店長を務め独立に至った。「今後は新宿から『夢とありがとう』を広めていきたい」という。
営業時間は17時~翌5時(日曜・祝日のみ24時まで)。無休。