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新宿でデジタルマップを使ったスタンプラリー 歴史、文化にまつわる場所紹介

デジタルマップ「新宿歴史絵図」の画面

デジタルマップ「新宿歴史絵図」の画面

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 新宿周辺でデジタルマップ「新宿歴史絵図」を使ったスタンプラリーが現在、開催されている。

「東京おみやげ」お代官様の金平糖

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 東京都が「Stroly(ストローリー)」(京都市)の技術を活用して行うもの。同社は位置情報と連動したイラスト地図のオンラインプラットフォーム「Stroly」の開発・提供のほか、位置や空間技術に関するコンサルティングを行ってきた。

 今回のスタンプラリーは、スタートアップと東京都の協働で都政課題の解決を目指す、第1回「UPGRADE WITH TOKYO(アップグレード ウィズ トウキョウ)」がきっかけとなった。2019年12月、多言語対応、観光案内所、キャッシュレス、食事対応など、誰もが快適にまち歩きや観光を楽しめる環境整備や旅行体験の創出などをテーマに、VR、AR、5G、ビックデータ、AIなど最先端技術を活用して行うサービスを募集した回で、同社が提案した「Stroly」活用の提案が優勝した。

 名前は「Stroll(散歩)」と「Story(物語)」を掛け合わせた。マップは史跡や寺社など歴史ある観光スポットのほか、飲食店や銭湯などの情報も盛り込む。都の担当者は「Strolyさんと一緒に話し合いつつ、新宿観光振興協会などにも話を聞いて、掲載場所などを考えるなど制作を進めた」と話す。

 利用者が観光スポットなどを訪れると、1カ所につき20ポイントを獲得でき、合計100ポイントを獲得した先着300人には、東京都と民間企業が共同で開発する「東京おみやげ」の一つ、「お代官様の金平糖」を進呈する。進呈場所は東京観光情報センター 東京都庁と、同バスタ新宿。

 スタンプラリーと同時にマップ内の周遊に関する検証を行い、来年3月ごろをめどに収集したデータを加工し、観光関連事業者が活用できるようオープンデータを公開する予定。

 11月30日まで。

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