新宿観光案内所(新宿区新宿3)で現在、映画「シン・ゴジラ」をモチーフとしたマンホールふたのカード「マンホールカード特別版」(第2弾)が配布されている。
東京都が10月29日に始めた「TOKYOデザインマンホールデジタルラリー」に併せて行う。都は2019年度から区市町村と連携し、アニメ・漫画・ご当地キャラクターなどを活用したデザインマンホールふたの製作・設置に取り組んできた。ラリー企画は都内62区市町村のデザインマンホールと、約100カ所の観光スポットなどを巡るもので、参加者はスマートフォンを使って各スポットのスタンプとポイントを受け取ることができる。
マンホールカードは、2020年11月に第1弾として12種類の配布を始めた。今回は新宿区をはじめ品川区、台東区など新たに15種類を配布する。表面には都が製作、支援したデザインマンホールふたの写真をあしらい、裏面にはデザインの由来を載せる。特別版は通常発行しているものと異なり、カードの背景色がゴールドになっている。
ゴジラのマンホールふたは今年4月から5月にかけて、歌舞伎町の2カ所に設置された。東宝が2016(平成28)年に製作した「シン・ゴジラ」をモチーフにした鋳型と、1992(平成4)年の「ゴジラVSモスラ」の1シーンをモチーフにしたプレート型の2種類があり、カードの絵柄となっている「シン・ゴジラ」のマンホールふたは新宿東宝ビルの入り口付近に設置されている。
新宿観光案内所を運営する新宿観光振興協会の担当者は「1日の来所者数はここのところ150人ほどだが、カードの配布初日と2日目は1000人近くの来所があった」とカードへの反響を話す。同案内所で配布するのは新宿区のマンホールカードのみ。準備数なくなり次第配布終了。
デジタルラリーの開催は12月24日まで。