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「新宿ゴールデン街」が看板を刷新 2つの商店街が連携、名称を統一

新しく設置した「新宿ゴールデン街」の看板

新しく設置した「新宿ゴールデン街」の看板

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 「新宿ゴールデン街商店街」と「新宿三光商店街」から成る「新宿ゴールデン街」(新宿区歌舞伎街1)が12月1日、街の活性化を目指し、それぞれに掲出していた看板の名称を「新宿ゴールデン街」に統一した。4日までに「新宿三光商店街」内6カ所の看板を刷新した。

「新宿三光商店街」にこれまであった看板の一つ

 「新宿ゴールデン街」は約2000坪の区画に低層の木造長屋が連なり、300軒近い飲食店が密集している。これまでは2つの商店街が「新宿ゴールデン街」「あかるい花園○番地」と異なる看板を掲げていたが、エリア内全体の看板の名称を「新宿ゴールデン街」に統一した。

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 担当者は「コロナ禍で多くの店が営業を自粛し、困難な状況が続いた今だからこそ、街全体が一丸となってこれまでの活気を取り戻せたらと考えた」と話す。2019年に「BEAMS JAPAN」(新宿3)で本格焼酎の楽しみ方を発信するイベントを行った「焼酎のススメ。」プロジェクトが企画協力する。

 同プロジェクトリーダーの佐野明政さんは「新型コロナウィルスが流行し、人と人のコミュニケーションの取り方が様変わりした。当店舗からほど近く、日本のサブカルチャーやアングラ芸術の発信地である『新宿ゴールデン街』の魅力を発信し、お酒がある楽しい時間を一緒に盛り上げたいと考え発案した」と振り返る。

 同店では現在2回目となる「2020焼酎のススメ。」も行い、「『スナック びーむす じゃぱん』が『新宿ゴールデン街』にあったら」と設定したポップアップショップを展開する。

 「BEAMS」デザイナーの中村杏子さんは「『代々栄える』の意味を持ち、縁起の良い色でもある華やかなだいだい色を全体に使った、街のイメージがパッと明るくなるような看板デザイン。歴史ある街の象徴として、ロゴタイプは旧看板の復刻デザインを使い、『ゴールデン街』の名前の由来でもある金貨をイメージした黄色をポイントにあしらった」と話す。

 担当者は「名実とも一体となった新たな看板とともに、文化人に愛されてきた飲屋街を後世に残していけたら」と期待を込める。

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