山田洋二さん原作、監督の映画「男はつらいよ」とコラボレーションした企画「男はつらいよ ビームス篇」が7月31日から、新宿の「BEAMS JAPAN(ビームスジャパン)」(新宿区新宿3、TEL 03-5368-7300)で開催される。
クレープ肌着 上=2,200円、下=2,700円(ともに税別)
日本各地を旅した主人公、車寅次郎に扮(ふん)する渥美清を主人公に、日本の変容しゆく風景を映してきた同作品。1969(昭和44)年の第1作公開から今年50周年を迎え、12月には50作目となる最新作「男はつらいよ お帰り寅さん」の公開を予定する。登場人物の一人で、小説家になった諏訪満男のサイン会を軸に、物語は展開する。
同店はこれまで日本をキーワードに各地の銘品、ファッションやカルチャー、アート、クラフトなどの商品の販売や、作品展示を行ってきた。担当者は「公開に向けた50周年プロジェクトの一環として、日本の魅力をキュレーションして発信続ける当店とのコラボレーション企画が実現した」という。
映画で使用した小道具などの展示コーナーを設けるほか、車寅次郎をアイデアソースにしたウエアやグッスを展開する。福島県のレナウンインクス自社工場生産のクレープ肌着は、同店別注モデルのコットンクレープ(綿ちぢみ)100%のUネックシャツとステテコをブルーにしたもの。「寅さんが着用しているダボシャツとダボパンツをイメージした。縁側でくつろぐ姿が目に浮かぶような、寅さん気分になれるリラックスウエア」と担当者。
ほかに、シリーズ第1作の手書きの題字や、映画冒頭のタイトルロールの手書き文字からトレースした文字をフロントに刺しゅうした「NEWERA」プロデュースの「男はつらいよキャップ」や、Tシャツ、足袋靴下、ビーチサンダル、トートバッグなど計15アイテムをそろえる。
「長きにわたって多くの人を魅了してきた映画の世界観と、寅さんのキャラクターを体感してもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。8月27日まで。