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「フランス レストランウィーク」に新宿「パーク ハイアット 東京」参加

「パーク ハイアット 東京」内にある「ジランドール」店内の様子

「パーク ハイアット 東京」内にある「ジランドール」店内の様子

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 フランス料理をより気軽に楽しんでもらうことを目的にしたグルメイベント「フランス レストランウィーク2019」が9月20日から、全国のフレンチレストランで開催される。新宿エリアからホテル「パーク ハイアット 東京」(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-1234)の総料理長、ロナン・カドレルさんがフォーカスシェフの一人に選ばれた。

「パーク ハイアット 東京」総料理長、ロナン・カドレルさん

 2010(平成22)年、フランスの美食術がユネスコ世界遺産に登録されたことを機に、故ジョエル・ロブションらフランスの星付きシェフ15人が「コレージュ・キュリネール・ド・フランス」を結成し、フランス料理の継承と発展、世界への発信のためにさまざまな活動を展開している。同イベントは、同団体が発起人となってフランスで誕生した「Tous au Restaurant(トゥス・オ・レストラン=皆でレストランヘ)」の日本版として2011年にスタートし、今回9回目を迎える。昨年は全国600店以上が参加した。

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 フォーカスシェフは、海外招聘(しょうへい)シェフ2人のほか、北海道から沖縄まで7エリアから選出した次世代を担う15人のシェフで構成し、「トレ・ボン!日本のテロワール」をテーマに、和食材を生かしたフランス料理で各地から同イベントを盛り上げる。

 カドレルさんはフランス・ブルターニュ生まれ。パリ、NYほか各国で研鑽(けんさん)を積み、「ハイアット リージェンシー カサブランカ」(モロッコ)の総料理長を経て、2018(平成30)年現職に就任した。

 カドレルさんは「日本の食材を使うことをベースに考え、常に季節感を大事にしている。昨年も岩手、京都、九州などに足を運んだ。直接生産者の方々に会うことで生まれるインスピレーションを生かし、和食材とフランス料理の技術の融合を心掛けている」と話す。

 イベントに先駆けて行われたレセプションではフォーカスシェフらがフィンガーフードを提供した。カドレルさんは「サステナブルアトランティックサーモンのマリネと春野菜のプレステリーヌ、キャロットチップス」を手掛けた。「サステナビリティー(持続可能であること)とトレーサビリティー(食品の生産から流通経路も含め明確にすること)にも重点を置き、素材を選んでいる」とカドレルさん。

 「北海道のウニや九州の伊勢海老などの食材にも注目している」と言い、「当イベントでは甲殻類の殻や魚などで作ったブイヨンに、みそのうま味を加え、アクセントにユズを加えた『ブイヤベース』のような料理の提案を考えている。ホテルが多く立ち並び、ビジネス街、繁華街、公園などもある新宿というエキサイティングな立地で、ラグジュアリーホテルのブランドを保ちながら、より発展していけたら」と意気込みを見せる。

 参加店舗は8月1日に公式ウェブサイトで発表。各店舗とも基本構成は前菜、メイン、デザート、食後の飲み物。ランチ、ディナーともに2,500円、5,000円、8,000円のいずれかの価格(税・サービス料込み)で提供する。10月6日まで。

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