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新宿の落合・中井で「染の小道」 小学校にのれん作家が染色作品

毎年恒例の「川のギャラリー」。約300メートルにわたって川面に反物を展示する(写真=染の小道実行委員会)

毎年恒例の「川のギャラリー」。約300メートルにわたって川面に反物を展示する(写真=染の小道実行委員会)

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 西武新宿線・都営地下鉄大江戸線の「中井駅」周辺で2月22日~24日の3日間、染め物が川や街中に架かる「染の小道」が開催される。共催は新宿区、新宿区染色協議会。

10周年特別企画で決まった「十人十色・十年十色」。2019年のテーマカラーは「川桜」

 妙正寺川に手染めした反物が架かる「川のギャラリー」と友禅、紅型、江戸小紋、絞り、草木などで染めたのれん109枚が商店街の店舗を飾る「道のギャラリー」の定番企画に加え、2009年に始まった「染の小道」10周年を締めくる今年は初の試みとなる「作家の小道」を落合第五小学校で開催する。

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 「道のギャラリー」に手染めのれんを出展する作家が、東京だけでなく和歌山や岩手、韓国から参加し、着物や小物などの染色作品を並べる。2月23日は13組、24日は12組が出展。制作の意図や工夫などを直接作家に聞く機会を提供する。

 実行委員会2018年度代表で紅型・型染めの「おかめ工房」主宰の山本加代子さんは「見るだけでなく、実演もある。体育館いっぱいに繰り広げられる展示を楽しんでほしい」と来館を呼び掛ける。

 10周年特別企画の一つとして「落合・中井のテーマカラーを作ろう」と昨年公募を行い、決定した「十人十色・十年十色」はおとめ山吹、大江戸紅梅、芙美子竹、中井紫、川桜、坂黄土、ぜんじまる柿、不二夫赤、落合浅葱、徳川牡丹の10色。それぞれの色に染め上げた反物を同校に展示予定。今年のテーマカラーは「川桜」。染の小道のパンフレットや中井商工会と中井商友会2つの商店街の街灯フラッグに展開し、今後10年間は毎年1色をテーマカラーとして選び、展開していくという。

 当日の街歩きに必要な地図「2018年版道のギャラリーマップ」は期間中、駅前や案内所で配布するが、公式サイトからもダウンロードできる。

 川のギャラリーは10時~17時。雨天縮小展示。道のギャラリーは各店の営業時間内、作家の小道は23日・24日のみで10時30分~16時。