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新宿の「エプサイト」で「プリント解体新書」 プリント写真の楽しみ方提案

プロの写真家の作品を事例に学ぶ「プリント解体新書」 ©Makoto Suda

プロの写真家の作品を事例に学ぶ「プリント解体新書」 ©Makoto Suda

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 新宿のエプソンイメージングギャラリーエプサイト(新宿区西新宿2、TEL 03-3345-9881)は6月22日から、「プリント解体新書―写真力を高めるプリントの秘密―」を開催する。

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 「プリントで作品を仕上げていく」という視点から、その考え方やノウハウをプロ写真家のさまざまな事例を交え紹介する。

 担当者は「スマホやタブレットで写真を撮影し、SNSやブログに掲載してシェアするなど、現在写真はコミュニケーション手段として日常的に活用されている。そうしたデジタル空間での楽しみ方とは別に、『自分の写真展を開きたい、フォトコンテストに挑戦したい、プリントという形ある姿で写真を楽しみたい』と考えるファンも多くいる」と話す。

 設立から20周年という節目にも当たり、これから本格的に挑戦したい人、自分の写真力に磨きをかけたい人向けに、「プリントで作品を仕上げる」までに写真家が何をどう考えて実践しているのか、「プロのワークフロー」を公開する。

 「岡嶋和幸さんの作品『九十九里』を事例に、セレクト、用紙選び、レタッチなど作品完成までの過程における岡嶋先生の考え方を紹介する。ほかに、写真の意図を伝えるレタッチやプリントの実践ワークフロー、プロはどうアプローチするのかなどについて、須田誠さんの事例でわかりやすく解説する」という。

 同社、他社のプリント用紙を展示し、それぞれの特長や魅力、選び方のポイントなどを紹介するコーナーや、インクジェットプリントで制作された作品集、作品をプレゼンする際に欠かせないポートフォリオ、額装や飾り方の事例も展示する。期間中は、岡嶋さん、須田さん、「IMA」エディトリアルディレクターの太田睦子さんをゲストに招いた関連トーク&イベントも予定する。

 「フォトコンテスト、グループ展や個展にチャレンジしてみたい方にとってヒントが満載の展示になれれば。これからプリントにチャレンジしてみたい方、より表現力を高めたいという方も足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は10時30分~18時(最終日は14時まで)。日曜休館。入場無料。

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