新宿のマルイ本館(新宿区新宿3)に4月7日、「Apple(アップル)」がオープンした。
米国外の初の店舗として、2003年銀座に直営店をオープン以来、累計7000万人以上の来店客を数える。同店は、最新の店舗デザインを日本で初めて導入。リテール担当シニアバイスプレジデントのアンジェラ・アーレンツさんは「アップル新宿は私たちが今後数年の間に日本でオープンするいくつかの新しい店舗の先駆けとなるもの」と話す。
37メートル幅の全面ガラスのストアフロントには、日本在来種のソヨゴ樹木をあつらえ、外側の街路と一体化した雰囲気を創出。ほかに、映像を映し出す6Kビデオウオールを伴う「Forum」や、来店客がアクセサリーなどを実際に試すことができるインタラクティブな展示方法を採用した「Avenues」などの新しいデザインを採用する。
90種類以上の同社製品を用意。160人のスタッフは、半数以上が他店での勤務経験を持つ。
直営店は「地域社会の人々が互いにつながり、学び、それぞれの創造力を解き放つために集う場所を提供すること」を核とし、ビデオウオールでは、アートやデザイン、音楽、写真、プログラミング、アクティビティなどを対象とした参加無料の「Today at Apple セッション」も毎日提供。伝統的な日本の紋のデザインを探求するセッションなども用意する。
セッション参加者は、「Quick Start」や「How To」セッションで基本を学ぶところからはじめ、「Music Labs」「Sketch Walks」などそれぞれの興味に応じて掘り下げていくことができる。子ども向けの「Kids Hour」や、自身の制作中のプロジェクトを持ち込んでアドバイスを受けたり、共有スペースを使って仲間と一緒に作業したりできる「Studio Hours」も。
営業時間は10時~21時。