新宿にある「セッションハウス」(新宿区矢来町158、TEL 03-3266-0461)のB1スタジオでダンス集団「マドモアゼルシネマ」による、アヴィニョン演劇祭凱旋公演「旅するダンス2013 赤い花・白い花」が9月28・29日に行われる。
マドモアゼルシネマは、東京・神楽坂、ダンスの小劇場セッションハウスの劇場付舞踊団として1993年に設立。振付の伊藤直子(いとう なおこ)を中心に、新たな舞台表現を探る女性ダンサーやアーティストが集まり活動を開始。「未来を志向するノスタルジア」をコンセプトに、ダンスと手仕事で共同創作し、国内外(フランス・ドイツ・ブルガリア・ルーマニア・オーストリア・ポーランド・ポルトガルなど)へダンスを届ける旅を続ける。2008年には、平成20年度文化庁芸術祭新人賞受賞、2011年にはポーランドのグリフィノ国際フェスティバル「シュツコバニエ2011」観客賞を受賞している。
同公演は、フランスの俳優で演出家の故ジャン・ビラール氏の提案で生まれた世界最大級の舞台芸術の夏の祭典「アヴィニョン演劇祭」に11日間に渉って参加し、各国から集まった観客から共感の喝采をあびた作品やダンサーたちの姿を日本の観客に伝える凱旋公演。
「記憶と忘却の彼方に存在する少女期の情景と時間が交錯する中で、浮かび上がる「私達の現在」。ダンスのキーワードは“花の記憶”です。アヴィニヨン国際演劇祭に参加した時の熱い体験を皆様と分かち合える公演にできれば。」と担当の伊藤さん。
開演時間は28日/19時、29日/14時・18時。チケットは前売3000円、学生2500円、ペア券5500円、当日3300円。