新宿経済新聞

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新宿の伊勢丹で「CLASS GLASS」 山陽小野田市のガラス造形作家紹介

「CLASS GLASS」として活動するガラス造形作家の皆さん

B!

 ガラスアートの企画展「CLASS GLASS(くらすグラス) in ISETAN SHINJUKU であう つくる とどける」が3月15日、伊勢丹新宿店(新宿区新宿3)本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5で始まる。

「CLASS GLASS」の作家らが手がける作品(イメージ)

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 「CLASS GLASS」は2022年2月、「高い芸術性と暮らしに取り入れやすいスタイル」をコンセプトに、山口県山陽小野田市在住のガラス造形作家たちと同市が立ち上げた。同市は窯業で発展してきた歴史と、現代ガラスアートの父といわれる竹内傳治の故郷であることを背景に、ガラスアート文化が育まれてきたという。現在は西川慎さん、池本美和さん、橋下倫礼さん、松尾具美さん、川田絢子さんの5人が、それぞれの技術と感性を生かしながらガラスアートを追求する。

 三越伊勢丹営業本部外商統括部の関一成さんは「昨年、同市のブランド化推進事業を受託し、銀座三越でお披露目会を行った。その際は山陽小野田市のことを伝えたり、今後のプロダクト開発に向けてユーザーの声を収集したりする場と位置付け、展示のみで店頭販売をしなかった。それから約1年かけてプロダクトを開発し、今回展示販売することになった」と話す。

 「Colors of Sanyo-Onoda」と「Collaboration」の2つをテーマに掲げる。作家が手がけたオリジナル作品のほか、クリエーティブユニット「KIGI(キギ)」を設立し活動する植原亮輔さんと渡邉良重さん、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん、同・氷室友里さんらクリエーターとのコラボレーション作品も数量限定で並べる。関さんは「作家たちが無意識のうちに創作のエッセンスにしてきた自然風土を空、海、風、森の4つのカラーで表現した作品のほか、クリエーターを現地に招き、工房や海、街の雰囲気を体感してもらい制作した作品も発表する」と話す。

 「全て手作りで、一つ一つの表情の違いや個性を大切にしているので、店頭でその魅力を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は10時~20時。今月21日まで。

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