新宿ビームスジャパン(新宿区新宿3)内にある「B GALLERY」(TEL 03-5368-7309)で4月5日より、企画展「ShINC. MAGAZINE × TAKAMURADAISUKE『半LOVE』」が開催される。
新人発掘をテーマに1989年に創刊された写真雑誌「Sh・I・N・C」。斬新な切り口で話題となった同誌が「ShINC. MAGAZINE」として昨年復活。同展では、同誌3号目の表紙と巻頭を担当している写真家TAKAMURADAISUKEさんが制作し続けているラブホテルをテーマにした作品「半LOVE」を展示・販売する。
TAKAMURAさんは1977(昭和52)年札幌生まれ。イイノ南青山スタジオに入社した後、2005年に独立。第1回リトルモア新人賞グランプリをはじめ、さまざまな賞を受賞してきた。「半LOVE」シリーズは、2007年から制作し続けているという。
同誌3号から編集人を務めている大和田良さんによれば「彼の作品は一見派手に見えながら、実は大変繊細な色使いと階調が備わっている。その本来の色がプリントで再現されたものには、(雑誌の)印刷とはまた違った見応えを感じられることではないかと期待している」とコメントする。
会場では作品24点を展示・販売。これまで刊行された「Sh・I・N・C」および「ShINC. MAGAZINE」も併せて紹介。同展に合わせて刊行された「ShINC. MAGAZINE」の別冊(限定200部)も販売する。
BGMには音楽評論家の湯浅学さんが同展のために選曲した楽曲を流すほか、今月13日には音楽家の山本精一さんによるライブセッションを予定(19時~20時、入場料=500円)。21日には加藤正樹さん(アートバード・ブックス)をゲストに迎えアーティストトークも開く(15時~16時30分、いずれも予約定員制・先着30人)。
開催時間は11時~20時。25日まで。