テアトル新宿(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1846)は8月8日より、沖田修一監督の作品「南極料理人」の先行上映を開始する。
作品は「氷点下54℃、標高3,810メートル、ドームふじ基地での観測隊員8人の男たちの究極の単身赴任とは!? 知られざる南極での生活や仕事、離れている家族を思う気持ち、きずなを深めていく隊員たちの日々、そして思わず腹の虫がなる料理の数々。日本から14,000キロメートル離れた南極でも、怒ったり笑ったり、涙も出るし、おなかも空く」という内容。
沖田監督は「このすばらしきせかい」(2006年)が初の長編監督作品。映画以外にもテレビドラマの脚本・演出も手がけ、同作品で商業長編作品デビューを果たす。出演者は、堺雅人さん、生瀬勝久さん、きたろうさん、高良健吾さん、西田尚美さん、豊原功補さんなど。フードスタイリストは、「かもめ食堂」「めがね」の料理もコーディネートした飯島奈美さんと榑谷孝子さん。
関連商品やイベントも多数行う。「PICO BAR(ピコ・バー)」(渋谷区)で作品に登場する料理を再現し期間限定で提供するほか、「ユニコーン」のメンバー、阿部義晴さんによる「『南極料理人』サウンドトラック」(キューンレコード/1,575円)、飯島さんと榑谷さんによる料理本「ごはんにしよう。映画『南極料理人』のレシピ」(文化出版局/1,365円)、大阪名物のアイスキャンデー「北極」による「南極」アイス(3種類のオリジナル味)なども販売する。
広報担当者は「きっと家族や友人が愛おしくなる、極寒だけど心がほっこりあたたかくなる映画が誕生した」と話す。
同作品は、8月22日から全国ロードショー。