
大韓民国国立合唱団が新日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、韓日国交正常化60周年を記念した「韓日国交正常化60周年記念音楽会」が7月11日、「東京オペラシティ」(新宿区西新宿3)コンサートホールで開催される。主催は大韓民国国立合唱団。
プログラムは、ハイドンの「戦時のミサ」をはじめ、韓国の歌曲「青山に住もう」「初恋」「懐かしい金剛山」ほか、日本歌曲は「からたちの花」「明日という日が」を、ミン・インギさん指揮の下、大韓民国国立合唱団と新日本フィルハーモニー交響楽団が合唱・演奏する。
担当の中尾令奈さんは「指揮は名匠ミン・インギさん。ハイドンの『戦時のミサ』に始まり、韓国歌曲と日本歌曲の名品を織り交ぜた多彩なプログラムで、両国の情緒を響かせたいと考えている。昨年、初来日を果たした大阪・京都公演では、満席の聴衆がスタンディングオベーションを送るなど大きな反響があった」と話す。
「団員一人一人がソリスト級の実力を備え、緻密なアンサンブルと豊かな表現力で韓国合唱の魅力を伝えられると考えている。音楽に国境はなく、この舞台が、平和と希望を分かち合う時間となることを願っている」とも。
18時開場、19時開演。入場無料。申し込みは専用フォームで受け付ける。未就学児は入場不可。