![2015年に開催された「ケバブグランプリ」の様子](https://images.keizai.biz/shinjuku_keizai/headline/1477924133_photo.jpg)
大久保公園(新宿区歌舞伎町2)で11月9日~13日、ケバブ店が多数出店する「ケバブグランプリ2016」が開催される。
2014年に国内で初めて開催されたトルコイベント「ターキッシュフェスティバル」から続く同イベント。トルコのヤカケント町と和歌山県串本町は、1890(明治23)年に日本で海難事故に遭遇した「エルトゥールル号」の救助がきっかけで、友好姉妹都市の提携を結んでいる。2015年、遭難事故から125周年を迎えた際、フードフェスティバルの増加を背景に、トルコを代表する料理の一つである「ケバブ」にテーマを絞り、同フェスでも開催されていた「ケバブ」のおいしさを競う「ケバブグランプリ」へと名前を新たにした。
グランプリ形式として3回目となる今回は、関東圏を中心に、レストランや、キッチンカー、テイクアウト専門店、食材卸メーカーなど合わせて18店が会場でケバブを提供。来場者は気に入ったケバブに投票できる。「昨年のエフェケバブ(さいたま市)、一昨年のスターケバブテイクアウェイ(千代田区)と前回までのグランプリ店も出店している。新宿や渋谷などのエリアでは高校生にも人気のケバブ。昨年も20代を中心に若い方が多く足を運んでくださり、約3万人の来場者があった」と担当の服部さんは話す。
投票は「ケバブ部門」のほか、三大料理の一つでもあるトルコのさまざまな料理が味わえる「サイドディッシュ部門」と「イケメン部門」で実施。昨年に引き続き、ベリーダンスコンテストも同時開催で、今年は約10の団体の出場を予定している。
「ケバブは店頭で肉の塊から切り出すなど、見て、食べて楽しめる。全体を合わせると約2トンの肉が回っている会場内を歩いて、食べ比べたりお気に入りの味を見つけたりしてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~21時(9日のみ17時~)。