都庁前をスタート地点とする「東京マラソン2013」が2月24日、開催された。
7回目となる同大会。回を重ねるごとに参加希望者が増加。今回も一般マラソン2万9400人の枠に30万4508人が申し込み、抽選倍率も10倍強となり、応募総数、倍率ともに過去最高に。2時間4分台の記録を持つデニス・キメット選手や、箱根駅伝で活躍した佐藤悠基選手、2009年ベルリン世界選手権で銀メダルを獲得した尾崎好美選手らをはじめとするアスリートや、猫ひろしさんや宇野健太郎さん(げんきーず)などのタレントも参加し注目を集めた。
出走者数は、男子=2万8721人(完走者=2万7827人)、女子=7481人(同7005人)、車いす男子=23人(同21人)、車いす女子=3人(同2人)。合計3万6228人が出走し、うち3万4855人が完走した。完走率は96.2%。
男子は、1位がデニス・キメット選手(タイム=2時間6分50秒)、2位はマイケル・キビエゴ選手(同2時間6分58秒)、3位はバーナード・キビエゴ選手(同2時間7分53秒)となり、上位3選手が全てケニア勢で占められる結果となった。日本人トップは前田和浩選手(福岡・九電工、同2時間8分)。
女子の結果は、1位はアベル・ケベデ選手(エチオピア、タイム=2時間25分34秒)、2位はイエシ・イセイアス選手(エチオピア、同2時間26分1秒)、3位はイリーナ・ミキテンコ選手(ドイツ、同2時間26分41秒)となった。日本人トップは尾崎好美選手(東京・第一生命、同2時間28分30秒)。
給水所や手荷物預かり、コース整理などを行い、出走者をサポートするボランティア「TEAM SMILE」の参加者は1万888人、沿道では130万5000人が応援した。