JR新宿駅南口そばに、つけ麺専門店「五ノ神製作所」(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5379-0203)がオープンして2カ月がたった。
同店は青梅にある人気ラーメン店「いつ樹」(青梅市)の系列店。「鯛塩ラーメン」とともに人気メニューだった「海老つけ麺」の専門店として昨年12月24日にオープンした。「いつ樹」では看板にタイのオブジェを使っているが、同店ではエビのオブジェをあしらっている。
店舗面積は19坪で、席数はL字カウンター15席。内装はカフェ風に仕上げた。メニューは、海老つけ麺(750円)、海老味噌つけ麺(850円)、海老トマトつけ麺(850円)などつけ麺のみ。麺は中太でストレートの自家製麺を使い、とろみのあるつけ汁は濃厚なエビ独特の香りが漂う。全メニューとも、キャベツと大判のノリが付く。
駅から徒歩4分ほどの場所にある同店だが、ビルの裏手で向かいには都立新宿高校のグラウンドがあり、飲食店としてはかなり目立たない立地。周辺には飲食店が一軒も無いにもかからわず、絶えず客が列を作る人気店になっている。
「青梅の『いつ樹』で完成されたメニューを使っているので、そのブランドでお客さんに来てもらえている」と店長の鈴木さん。ラーメンやつけ麺好きが口コミで来店しているという。「新宿に出店するからには、あえて周りに店が無いこの場所を選び挑戦してみたかった。裏路地の隠れた名店を目指したい」とも。
営業時間は11時~15時、17時~21時(土曜のみ11時~21時)。日曜定休。