2026年9月28日
報道関係者各位
一般社団法人 いい屋根屋社中
代表理事 石川 弘樹


イタリア・テゴラ(Tegola)社製の改質アスファルトルーフィング「 STARTBAR P 」は、その優れた品質がJIO(日本住宅保証検査機構)に認められ、データベースに登録されたことをご報告致します。
これにより、国内の新築、公共物件など含め、すべての屋根工事で使用可能になりました。
工務店・設計士様におかれましては、建築確認および瑕疵保険審査の提出書類(特記仕様書・仕上げ表等)には、以下のように明記していただくことで円滑に承認が得られます。
『屋根下葺材:改質アスファルトルーフィング(アスファルトルーフィング940同等以上、商品名:Tegola Canadese STARTBAR P)』
深刻な職人不足と高齢化に直面する日本の建設現場では、資材の軽量化は単なる利便性の向上ではなく、労働環境改善と生産性向上に解決策の1つです。
本製品「STARTBAR P」は、1本あたりの働き面積が27平方メートル という大容量でありながら、総重量はわずか13.5kgに抑えられています。これは、日本の一般的な改質アスファルトルーフィングと比較して「約半分」の重さです。この劇的な重量差は、現場視点において極めて高い付加価値を生み出します。
13.5kgという重量は、高所への荷揚げや屋根上での運搬作業における肉体的疲労を大幅に緩和します。
1巻あたりの施工面積が広く軽いため、現場での持ち替え回数が減り、同時に運搬コストの削減も可能にします。
軽量ゆえに取り回しが良く、強風時や急勾配の屋根上での作業における転倒・滑落リスクの低減をサポートします。
施工性の向上のみならず、本製品は日本の厳しい品質基準をも凌駕する基本性能を備えています。
STARTBAR P は、強靭なポリエステル不織布基材に高品質なエラストマー改質アスファルト(SBS系)をコーティングし、表面をポリプロピレン不織布で保護した高性能下葺材です。
EUの建築製品規則(EN13859-1)に適合し、日本のJIS規格値を大幅に上回る物性を備えています。

ただし、低温柔軟性のみEU規格は−15℃での試験で、JIS規格は極寒冷地向けの「JIS II類(−20℃)」となっています。
日本の屋根施工における最大の懸念点である「釘打ち」に対する止水性能を証明するため、当法人は国内の公的機関において厳格な追加試験を実施しました。
一般財団法人 建材試験センターにて実施された「改質アスファルトルーフィングの釘穴シーリング性試験(第26A1535号)」において、以下の通り、日本独自の厳しい要求水準を完全にクリアしています。
準拠規格: 日本防水材料協会規格(ARK 04S-04:2018)
検証対象: 日本の現場で標準的な「リング釘(φ3.2mm×32mm)」および
「ステープル釘(1010J)」
試験結果: 全ての試験体において【 漏水なし 】

この試験合格により、海外製品に対する「施工時の漏水リスク」への不安は完全に払拭されました。
欧州の基材性能と、日本国内での実証試験データが揃うことで、名実ともに「次世代標準」と呼べる信頼性を確立しています。
現代の建設業界において、資材供給網の安定性は経営における最重要課題の一つです。現在、国内のアスファルト製の屋根資材の供給は、原材料の大部分を中東からの原油供給に依存しています。そのため、地政学的リスクに伴うホルムズ海峡の封鎖懸念などは、単なるコスト増に留まらず、国内メーカーの出荷制限に直結するという構造的な脆弱性を抱えています。
このような供給リスクに対し、一般社団法人「いい屋根屋社中」は、単なるコストダウンを目的とした調達ではなく、業界全体の事業継続を支える戦略的なBCP(事業継続計画)として、イタリア・テゴラ(Tegola)社製「改質アスファルトルーフィング」の共同購入をしました。
本プロジェクトの核心は、中東を経由しない「代替物流網」の開拓にあります。テゴラ社のロシア工場から「鉄道(ロシア〜韓国)」および「海上輸送(韓国〜日本)」を経由して調達する独自ルートを確立したことで、国際情勢の変動に左右されない盤石な供給体制を実現しました。
これは、資材不足による工期遅延を未然に防ぎ、住宅供給の停滞を回避するための先見的なリスクヘッジ戦略です。
軽量化による合理化、最高峰の性能、そして盤石の供給体制、国内での信頼性を兼ね備えた本製品の提供を開始します。
・1巻:30m x 1m
・働き寸法:27平方メートル
・重さ:13.5kg
・発注単位:1本から
「STARTBAR P」の導入は、地政学的リスクの回避、職人の労働環境改善、そして住宅品質の底上げという、建設業界全体の持続可能性に寄与するものです。
私たちは、資材供給の構造的リスクを克服し、日本の住まいを守るすべてのプロフェッショナルと共に、業界の持続可能な未来を切り拓いてまいります。
製品の詳細、および導入に関するご相談は、下記までお問い合わせください。
名称: 一般社団法人 いい屋根屋社中
目的: 屋根業界の構造的課題
・事後修理依存
・不透明な取引構造
・メンテナンス不足
の解決を通じた、地域社会の災害予防への貢献、屋根事業者の社会的地位の確立
主な活動内容:
・屋根の災害予防の認知拡大
・同じ志の屋根屋ネットワークの構築と知見共有
・居住者に対する合理的な屋根メンテナンスの啓発
代表理事: 石川 弘樹
住所: 東京都品川区荏原2-2-3
電話: 03-3785-1616
メール: hiroki@iiyaneya.com
公式サイト:
https://iiyaneya.com/
d191255-3-d4cd48910d09ce3c470572a3b4487985.pdf