「新宿 北村写真機店」(新宿区新宿3)地下1階「ベースメントギャラリー」で8月19日、「坂道写真家」として知られる皆川智彦さんの写真展「東京坂道百景/手すき和紙による四十四景」が始まる。
皆川さんは1962(昭和37)年、山形県生まれ。山形大学、東京総合写真専門学校卒業後、編集者を経てカメラマンとして活動。事業経営を経て2022年に本格的な写真活動を再開した。六本木交差点近くで古い階段を目にした体験をきっかけに、東京の坂道を「都市の記憶と未来が交差する異界」と捉えて撮影を継続。『デジタルカメラマガジン』デジタルフォト部門年間最優秀賞を2023年から3年連続で受賞し、2025年にはプリント部門でも年間最優秀賞を受賞した。
同展は、写真集「東京坂道100景」の発売を記念して開催するもの。収録作品を中心にセレクトした44点を展示する。作品は全て手すき和紙にプリントしており、独特の質感と世界観で、時間や季節、天候によって多様な表情を見せる東京の坂道の姿を伝える。
同店広報担当の内田慧(けい)さんは「今回の展示では、皆川智彦さんが東京の魅力的な坂道を撮影した写真集『東京坂道100景』に収録されている作品を中心に44点を展示する。東京という巨大都市の知られざる姿が浮かび上がる坂道の風景を、ぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
営業時間は10時~21時。会期中には皆川さんの在廊も予定する。8月25日まで。