プレスリリース

東京フィルハーモニー交響楽団 チョン・ミョンフン指揮2025年10月定期(10/5, 16, 20)全公演完売にて開幕

リリース発行企業:公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団

情報提供:

 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)は、2025シーズン定期演奏会の締め括りとなる10月定期演奏会(10/5, 16, 20【3公演とも完売】)を東京フィル名誉音楽監督でありミラノ・スカラ座次期音楽監督でもあるマエストロ チョン・ミョンフンを迎え3公演で開催いたします。


名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮 東京フィル2025年10月定期演奏会

 協奏曲はソリストにピアニスト 小曽根真を迎えてのガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」。前半とメイン・プログラムにシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』から生まれた二つの傑作、バーンスタイン『ウエスト・サイド物語』~「シンフォニック・ダンス」プロコフィエフのバレエ『ロメオとジュリエット」よりマエストロ チョン・ミョンフンによるオリジナルの抜粋をプログラム。輝かしいサウンドとジャンルを超えた幅広いレパートリー、類いまれな劇的表現を身上とする東京フィルの魅力を、マエストロの至高のタクトでたっぷりとお楽しみいただきます。

レナード・バーンスタイン (C)Paul de Hueck

ジョージ・ガーシュウィン

セルゲイ・プロコフィエフ

東京公演について

※全3公演とも販売予定枚数を終了しております。ご了承ください
◆公演日時・会場 dates & venues
10月5日(日)15:00【予定枚数終了】Bunkamuraオーチャードホール
October 5, 2025, Sun 15:00【SOLD OUT】 Bunkamura Orchard Hall
10月16日(木)19:00【予定枚数終了】サントリーホール
October 16, 2025, Thu 19:00【SOLD OUT】 Suntory Hall (Main Hall)
10月20日(月)19:00【予定枚数終了】東京オペラシティ コンサートホール
October 20, 2025, Mon 19:00【SOLD OUT】 Tokyo Opera City (Concert Hall)

◆出演 performers
指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
Conductor: Myung-Whun Chung (Honorary Music Director)
ピアノ:小曽根 真*
Piano: Makoto Ozone
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra

◆プログラム program
バーンスタイン/『ウエスト・サイド物語』よりシンフォニック・ダンス
Bernstein: Symphonic Dances from "West Side Story"
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー*
Gershwin: Rhapsody in Blue
プロコフィエフ/バレエ音楽『ロメオとジュリエット』
Prokofiev: Excerpts from ballet "Romeo and Juliet"

◆聴きどころ


【特別記事】名誉音楽監督チョン・ミョンフン&東京フィル2025年10月定期演奏会に寄せて(文=中村真人)https://www.tpo.or.jp/information/detail-20250826-01.php



◆関連記事 【WEBぶらあぼ】欧州ツアー直前!チョン・ミョンフンと小曽根真が東京フィル定期で響かせる20世紀傑作の魂
https://ebravo.jp/archives/195390

ヨーロッパ・ツアー2025について

 10月定期演奏会ののち、東京フィルは10月28日のベルリン公演(会場:フィルハーモニー・ベルリン)を皮切りに、欧州7カ国8都市を巡るヨーロッパ・ツアーに出発します。
詳細を見る
 現存する日本最古のオーケストラとして、1911年の創設より西洋音楽を日本でいち早く受容し、育ててきた東京フィル。その114年の歴史が培った「オペラ演奏の伝統」と幅広いレパートリー、そして世界的マエストロ チョン・ミョンフンとの25年にわたる親密な信頼関係により、東京フィルは近年ますます内外から高く評価されています。
 マエストロ チョン・ミョンフンに代表されるように、アジア発のクラシック音楽が世界に比肩する今こそ、マエストロと東京フィルはこのツアーを、西洋音楽の故郷ヨーロッパにクラシック音楽の歓びをお届けする最良の機会と考えております。
 現地での活動については東京フィルのソーシャルメディア、クラウドファンディングでの特典によるレポート等で随時お伝えしてまいります。欧州での東京フィルの活動にもぜひご注目をいただければ幸いです。



クラウドファンディングについて

ヨーロッパ・ツアーに関して、11月11日23:59(日本時間)までクラウドファンディングを実施中です。皆様のご支援をお願い申し上げます。
クラウドファンディングについて

10月定期演奏会 出演者について

指揮 チョン・ミョンフン(名誉音楽監督) Myung-Whun Chung, Honorary Music Director

(C)ヴィヴァーチェ

韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校、ジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974年チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門第2位。その後ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者。ザールブリュッケン放送響音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデン首席客演指揮者(2012~)、KBS交響楽団 桂冠指揮者(2022~)、クラシック・プサン(釜山コンサートホールおよび同歌劇場)芸術監督(2023~)等を歴任。1997年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。
2022年6月、イタリア共和国功績勲章であるグランドオフィサーの称号を長年にわたるイタリアの文化発展への貢献に対して受勲。2023年3月、イタリア・ミラノのスカラ・フィルハーモニー管弦楽団として初めての名誉指揮者に就任。2027年よりミラノ・スカラ座音楽監督への就任が発表された。
2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010年より桂冠名誉指揮者、2016年9月に名誉音楽監督に就任。ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援、ユニセフ親善大使、アジアの平和を願う活動など多岐にわたり活躍している。

(C)上野隆文

ピアノ 小曽根 真 Makoto Ozone, piano

(C)Yosuke Suzuki

1983年バークリー音大ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び全世界デビュー。以来、ゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリス、パキート・デリベラ、チック・コリアなど世界的なトッププレイヤーと共演。クラシックにも本格的に取り組み、国内外の主要オーケストラと、バーンスタイン、モーツァルト、ラフマニノフ、プロコフィエフなどの協奏曲で共演を重ねる。2010年、ショパン生誕200年を記念したアルバム「ロード・トゥ・ショパン」を発表、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与される。2014年にはニューヨーク・フィルのアジアツアーに抜擢され、2017年「バーンスタイン生誕100年祭」ではニューヨークでの定期演奏会に出演。アラン・ギルバートの指揮のもと、『不安の時代』とガーシュウィン『ラプソディー・イン・ブルー』を3日連続で熱演し、リンカーン・センターの満場の聴衆から大喝采を得た。このライブ録音は、2018年3月、ユニバーサル・ミュージックより「ビヨンド・ボーダーズ」と題してリリース。以降、サンフランシスコ響、デトロイト響、ラビニア音楽祭(シカゴ響)に招かれるなど、得意とするガーシュウィンの演奏での世界的な地位を確立。2025年秋、チョン・ミョンフン指揮東京フィルとのヨーロッパ・ツアーに登場。これまで、アラン・ギルバート、ラハフ・シャニ、レナード・スラットキンなど世界の名指揮者たちと共演を重ね、高く評価されている。ニューヨーク在住。
https://www.makotoozone.com/

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

(C)上野隆文

 1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。
 Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『クラシックTV』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組でも取り上げられた。
 海外公演も積極的に行い、これまでに3回のヨーロッパ・ツアー、創立100周年記念ワールド・ツアー、アジアでは2005年に日中韓3か国、2015年に東京とソウルの2都市で日韓国交正常化50周年記念コンサートなど多数開催。2015年12月に日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会、2024年5月にチョン・ミョンフン指揮のもと韓国3都市4公演でのツアーを、2025年3月には日韓国交正常化60周年を記念して東京とソウルの2都市でKBS交響楽団との合同演奏を行い国内外の注目を集めた。近年ではヨーロッパや中東からの招聘を受けるなど、さらに広い地域で高い評価と注目を集めている。2025年10-11月には名誉音楽監督チョン・ミョンフンと7か国8都市を巡るヨーロッパ・ツアーを実施する。
 1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を、愛知県刈谷市と連携協定を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また三善晃管弦楽作品シリーズ「音楽の未来遺産」3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)(指揮:アンドレア・バッティストーニ)、2022年「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」(指揮:チョン・ミョンフン/2022年10月定期演奏会におけるヴェルディ歌劇『ファルスタッフ』演奏会形式上演)などを受賞。

 In 2025, the Tokyo Philharmonic Orchestra celebrates its 114th anniversary as Japan’s first symphony orchestra. With about 160 musicians, Tokyo Phil regulary performs both symphonies and operas. Tokyo Phil is proud to have appointed Maestro Myung-Whun Chung, who has been conducting Tokyo Phil since 2001, as Honorary Music Director, Maestro Andrea Battistoni as Chief Conductor and Maestro Mikhail Pletnev as Special Guest Conductor.
Tokyo Phil has established its world-class reputation through its subscription concert series, regular opera and ballet assignments at the New National Theatre, and a full, ever in-demand musical agenda around Japan and the world, including broadcasting with NHK Broadcasting Corporation, various educational programs, and tours abroad. Tokyo Phil has partnerships with Bunkamura Orchard Hall, the Bunkyo Ward in Tokyo, Chiba City, Karuizawa Cho in Nagano, and Nagaoka City in Niigata, and also cooperation agreement with Kariya City in Aichi.

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