オゾンで熊谷彰博さん初の個展-「相手を思う気持ち」がテーマの作品紹介

果物の皮と果肉のグリーティングカード「Peeler」

果物の皮と果肉のグリーティングカード「Peeler」

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 新宿のリビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)のリビングデザインギャラリーで7月23日より、「Birthday AKIHIRO KUMAGAYA EXHIBITION」が開催される。

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 同展は、若手クリエーターを支援するプログラムの一環。「コミュニケーションを生み出すデザインにおいて大切なことは、相手を思う気持ち」と考える熊谷彰博さん。そのため、「当展は来場者へのプレゼントとなるような展覧会」になるという。

 展示作品は、昨年の「DESIGNTIDE TOKYO」でも展示した果物の皮と果肉のグリーティングカード「Peeler」や、木の塊を炭焼きした火と臭いを消す灰皿「SUMIZARA」、オリンパス純正カメラバッグ「OLYMPUS CAMERA BAG」のほか新作数点。

 1984(昭和59)年生まれの熊谷さんは2007年、デザインオフィス「AleKole」を設立。デザインディレクターとしてプロダクトデザイン、空間デザインなどのコンセプトメーキングから携わり、デザインを手掛ける。DDA(ディスプレイデザイン)賞、神戸ビエンナーレ実行委員会特別賞など受賞歴多数。

 木村さんは「注目を集める若手クリエーター、熊谷彰博さんの初の個展。人の心理や行動につながるコミュニケーションツールとしてのデザインにどうぞご注目ください」と話す。

 開館時間は10時30分~19時。水曜休館(祝日は営業)。無料。8月9日まで。

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